天昌寺跡
2019-01-22 | 史跡
前回紹介した日置市吹上町の永吉川に架かる浜田橋から上流へ行くと、永吉川右岸に天昌寺跡があります。
天昌寺跡入口。
天昌寺は永吉島津家の菩提寺でした。初代は島津本家の「島津四兄弟」の末弟、家久公です。
前の写真の仁王像。
もう1体は上半身がありません。
上半身の代わりに、六地蔵が置かれています。
島津豊久公顕彰碑。
二代目豊久は、関ケ原の戦いで伯父の義弘公と敵中突破を敢行しましたが、徳川方と戦い、31歳で戦死しました。
墓地です。
石仏。
歴代領主や奥方などの立派な墓が並んでいます。
豊久公の墓です。
三代目忠栄公夫婦の墓。夫婦で同じ墓に入っているのは珍しいです。
天昌寺跡から上流へ行くと永吉麓があり、そこにある六地蔵塔です。1533年の南郷城の戦いで戦死した人の霊を慰めるため、日新公が建てました。
上部の六地蔵。