鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

吹上の田の神と金剛菩薩立像

2018-09-26 | 田の神

日置市吹上町の田の神と金剛菩薩立像を紹介します。

 

中田尻にある田の神です。

 

広い田んぼの脇にあります。

 

この田の神が建立されたのは1717年で、銘を有するものとしては県内で5番目に古いです。

 

ワラヅトを背負っています。

 

前の田の神から東へ行くと、上田尻の道路脇にも田の神があります。

 

右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。

 

田の神のすぐ近くにお堂があります。

 

お堂の両脇には五輪塔があります。

 

小さな窓があり、中に金剛菩薩立像が安置されています。

 

高さ20cmの仏像です。この仏像が造られたのは飛鳥時代(7世紀頃)で、九州で最も古い仏像のひとつです。

これは複製で、本物は鹿児島市の黎明館にあります。(後日黎明館に行ったら、常時展示しているわけではなく、今度は1月に展示するそうです。)

 

柔和な顔をしており、頭の飾り物が立派です。

コメント (6)
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