日置市吹上町の田の神と金剛菩薩立像を紹介します。
中田尻にある田の神です。
広い田んぼの脇にあります。
この田の神が建立されたのは1717年で、銘を有するものとしては県内で5番目に古いです。
ワラヅトを背負っています。
前の田の神から東へ行くと、上田尻の道路脇にも田の神があります。
右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。
田の神のすぐ近くにお堂があります。
お堂の両脇には五輪塔があります。
小さな窓があり、中に金剛菩薩立像が安置されています。
高さ20cmの仏像です。この仏像が造られたのは飛鳥時代(7世紀頃)で、九州で最も古い仏像のひとつです。
これは複製で、本物は鹿児島市の黎明館にあります。(後日黎明館に行ったら、常時展示しているわけではなく、今度は1月に展示するそうです。)
柔和な顔をしており、頭の飾り物が立派です。