まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

大寒の二日後  しん・しん・しん 

2016年01月25日 | 日記

23日の土曜日の午後から積もりはじめた雪で 家はすっぽりと埋まった。


車も…白い粉をかぶってもっこり状態。
駐車した本人以外は、車であるのかすらもあやしい。

村全体が埋もれている。

 

停電は何とかまぬがれた…今のところは。

水道も台所だけ…凍らずにすんで助かっている。

昨夜は しん・しん・しんと冷え込んで キシリ キシリと柱のきしむ音が聞こえた。
ミシッ ミシミシ 屋根が抑え込まれている。
野良猫もみゃーと鳴いている。

悲しい声で鳴く。
猫は寒さに弱い。


家全体が冷蔵庫のようだ。
カビと埃も凍えている。

槙ストーブの炎が有り難い。
炎の周りが暖かい。
家族の声で寂しさがまぎれる。

「屋根雪に気をつけて」氏と電話で話す。
「埋まってまうで 呼吸困難になって大変なんやで」「雪の中 漕いで歩くって感じやわぁ」
「雪の重さで 身体を打ちつけて 骨折するし」「そのままの状態で身動きできず…もあるわねぇ」
結果お亡くなりになってしまうわたくし……下流老人の悲哀。
ニュースでも他人事でもない。



除雪車も間に合わないのが我が集落。

今年は降らんでよいねぇ。
過ごしやすいふゆやわいね…談笑していた矢先。

普段はなんでもない 煩わしかったりもする 当たり前の日常…その事に感謝する大雪の日。

今も 足の下から しん・しんと冷え込みがせまる。

「なんか いるものある 買ってくよ」…息子から電話。

ありがと。

助かるわぁ。

ほんとに。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿