まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

陸地と海洋の関係‥パート2

2013年12月12日 | 日記
人間は誰しも、多かれ少なかれ何かに依存して生きている。
人に依存する。ものに依存する。
趣味に依存する事も含めて。
依存と言う言葉を、中毒と置き換えてもいい。
煙草、お酒、韓流ドラマ、ゲーム、携帯、ネット‥‥‥。
依存している自分(中毒の自分)をコントロールできていれば何の問題もない。
日常生活に支障はない。
毎日、毎日、まんまるは通常営業をこなしております。

ここからは陸と海の境‥波打ち際のトドのお話。
第一歩目は気づく事。
陸地である「私」の心が、海である「合歓」への感情をコントロールできなくなる状態。
「私の苦労は誰よりも多い」「海は私の苦労を解ってくれない」「私は間違っていない」
…心がこの状態で動き始める時‥相手「合歓さん」に対する共依存症に陥っている。
早く、人間になりたい。船酔いをする私を容赦なく海に投げ込む人でなし。
トドは嫌や。怒りの刃は相手にも向くが自分にも向く。
まずは自分を宥める。
次は自分の中にある知識を総動員して考える。
脳幹が紡ぎだす雑多ではあるが、複雑な感情、特にマイナスの感情は自分の身体にも影響を与える。
長いスパンでの(メランコリー)憂鬱がはじまる。
「メラン」と言う言葉はラテン語で「黒い」という意味だそうだ。
共依存症に陥ると…その状態は「メランコリー‥憂鬱質」
「メランコリー‥憂鬱質」(メランコリア)という言葉は「黒い」を意味する古代ギリシア語の「μέλας」
「胆汁」を意味する「χολή」を合成した「メランコリア」が語源である。

医学の祖ヒポクラテスは著書『金言』の中で憂鬱質を、黒胆汁の過剰により引き起こされる病気。
精神および身体にある種の症状を起こす「病気」であると記述した。

「恐怖感と落胆が、長く続く場合」は憂鬱質の症状である。
依存症も共依存症もこれに似た状態が続く。

心(脳)がしこる。固くなる。しこるとは疑うという字を書く。
自分を疑う。
自分の身体が固くなっている時、頭(脳髄)も固くなっている。
脳が固いと様々な感情を濾過できない。
「メラン」黒色の上には、ピンク色、黄色、赤、どんな色を塗っても映えない。

自分を疑い始めると、結果メラン(黒)‥コリヤ(胆汁)を分泌する状態に追い込んでいくのが共依存症。
胃壁を痛めながら、円形脱毛になりながら…共依存は最後に、「鬱」を誘因する。
心は身体…身体は心‥知識が知恵に形を変えるのは、生みの苦しみを経験した結果の賜物。

原因は海ではない…否、海にばかりあるのではない。
陸だと思い込んで、船酔い以外の‥あれもこれも独楽鼠のようにこなしてきた私。
愚かで、能無し。才なし。と言いながら、その実傲慢で才子で正しい私。
内面を覆い隠して、いつもにこにこ‥元気で笑っている私。
私と云う者の存在も大いなる原因の一つなのかも知れない。

共依存の状態を経験して‥やっとその事に気づく。

何事にもレベルがある。
気づいた処でただ気づいただけ…というに過ぎない。
気づかないよりは‥ましというだけ。

しかし陸の私は遅まきながらではあるが…気づいたのである。
そうして少しだけ楽になった。

楽になると脳みそ(心)に余裕が生まれる。隙間ができる。
依存と共依存は人生というドーナッツに開いた穴。
穴の大小はある‥こんな些末な差異から大きな問題は引き出せない。
隙間から一条の光が差し込む。

トドは逃げない。っていうか逃げられない。
トドだからである。心の方向が変わる。
これが、余裕なんだと思う。

船酔い人を海に投げ捨てる合歓さん。
家族を大切にする事のない言動。
彼の容赦のなさは何処からくるんだろう?
まずは迎え撃つ事。

次回は海洋(合歓)オン・ザ・ロード。































































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