まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

火事場の馬鹿力

2016年04月23日 | 日記
地震から10日目。
熊本の親族も無事らしい。
友人(二人)も“Facebook ”から連絡があり…ひとまず気持ちが落ち着いた。

以前から復旧・復興のための特別ワークキャンプを実施しているさん。
ボランティア活動も募金も善意の仲間たちも動き出した。
勿論 “うちらの仲間”もいわずもがな。

普段は友人の近況をみるだけ…いいねを押すだけのお付き合いのFacebook 。
災害の時はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に心から感謝する。

地震列島日本。

北海道(点在している)以外…活断層という名の棺桶が列島を縦に走っている。

地震は日奈久断層帯北部から布田川断層帯北部、阿蘇山を経て別府-万年山断層帯分布域に連続する。
別府湾から九重・阿蘇を経て島原半島に至る延長約200 km、幅20~30 kmの範囲には溝状の地質構造が存在しているし…
「別府-島原地溝」と呼ばれている。
余震分布は、「別府-島原地溝」沿いに分布している。ただし、地溝南部にも延びている。

普段は活断層の存在を意識する事などないが…ワンコの散歩で山に入っている時に能登地震を経験した。

自分が歩いている地面が揺れる。
廻りの木々がざわ ざわ ざわ と軋みながら迫ってくる。
シャンクスが両足をふんばりながら 空に向かって吠える。
足元が揺れる。
自分も揺れる、ワンコもふんばりながら吠えつづけている。
杉の木が擦れて落ちてくる。
その間パニックで頭は働かない。
普段は欠落していると思っている…本能のみで動いていたのだ。
大地が揺れたら 自分も犬も…ほかの事も全て 何を どうすることも できない。
どうやって家に帰ったか覚えていないが…
それでも家に帰ると冷蔵庫から食品が飛び出て 家全体がゆがみ(柱)には亀裂が入り瓦も壁も落ち放題という感じだった。

電話が引きも切らず…励まされる状態が続いたのを思い出す。
渦の中にいると渦そのものがみえない。

災害は教えてくれる。
自分の存在がいかに希薄か❔
「たいしたことない私」と日ごろ思っている以上に大したことない自分。
家族や友人や…顔もわからない他人の力に助けられているという当たり前の現実。

被災地 熊本に雨が降っている。
命の基…食料と水が被災者の方全員にいきわたりますように。
暖かく過ごせますように。

“うちらの仲間”も火事場の馬鹿力を発揮して全力支援でいきます。

一緒に頑張ろう。

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