カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

ある筈の道路が無い?

2024-06-02 10:42:03 | 日記

 ボーッと生きてんじゃねェよ!と気合いが入るテレビ番組がある。

 昨夕はボーッと歩いていてとんでもない目に遭った。

 日中は日差しが強かったので夕方陽が落ちてから歩きに出た。

 相方の指導を受けて、目立つ白いシャツに肩からは反射材のタスキ装着。

 夕方にこだわった理由の一つにホタルがあった。

 

  ▲(着陸態勢の飛行機)

 ピカピカと翼を点滅させながら飛ぶ飛行機は、現代版ホタルともいえる。

 毎年ホタルの出るグラウンド横は、今夜はナイターもないのに1匹も飛んでいなかった。

 少し遠いが、里山の麓の湧水の流れる集落まで足を伸ばした。

 

  ▲(国道から集落への入り口付近)

 国道にぽっかり空いた空間から街の灯りが見えた。

 集落内は暗いが、要所に外灯があって道は安全に歩くことが出来る。

 例年だとちょっとした小さな溝でも、ホタルが乱舞していたものだが今日は1匹も見えない。

 100%ホタルを外したことの無い湧水池の近くを期待した。

 

 ▲(蛍の名所:遊水池付近)

 なんと!民家を改修して新たに料理店が出来ていて、しかも電光掲示板がやたらと明滅を繰り返す。

 これじゃ蛍も毒気に当てられて舞う気を失うだろう。

 蛍が出ないので、上流部にある農業用溜め池に向かうが、ここもさっぱり。

 時期が悪いのか時間帯が合っていないのか・・

 仕方がないので帰りかけたら、溝の向こうの草むらの中に微かに蛍の光が見えた。

 慌ててカメラを向けたら、もうそれっきりでピカリともしない。

 仕方なく清流にそって下ったが蛍にはまったく会えず元の道を引き返した。

 電光掲示板の光が明滅する付近まで戻ったところで、地面を歩いていたつもりがいきなり溝に落ちた。

 三叉路正面の、目の高さにある電光掲示板の明滅する光で、足元が見えなかったのだ。

 溝は、底が砂利で水草が生えているものの周囲は石とコンクリート。

 ガードレール等はなく、溝の深さは道路の縁から1mくらいあって、水量は膝より下くらいだった。

 右手で溝の端を押さえて態勢を立て直し、流れて行く帽子をつかみ取った。

 自然な歩行のまま、無警戒に真下に落ちたため上体が倒れず頭や腰を打たなかったのは不幸中の幸い。

 溝から上がると右の手のひらに痛みがあり、血が流れていた。

 綺麗な水だが手を洗うのは躊躇われて、血が流れるにまかせておいた。

 帰る途中にあるグラウンドの洗面所で、手を洗い赤く染まった帽子も洗った。

 帰り着いて以降の、相方とかなりな論戦が展開したが内容は想像にお委せする。

 今朝の食卓のテーブルには大根の花がグラスに挿されていた。

 

 ▲(大根の花)

 

 大きくなったら掘るつもりの大根だったが、小さいままに薹が立ち花が咲くものも出始めた。

 この大根の名前が「かわいい大根」だったのを思い知らされた。

 長さや太さが多少は小振りだろうくらいは想定していたが、ここまで小さい大根とは思わなかった。

 大根の花は白く小さく目立たない。

 かつて、テレビのホームドラマで「大根の花」というのがあったが、ナレーションの文句そのまま。

 大根への先入観もさることながら、足元は見えずとも道路は変化無く続いているだろうという先入観。

 大根の花に、あらためて昨夜の歩行転落事故を反省されられてしまった。

 「ある筈の道路がなくて水の中」・・・しろ猫

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