太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

家族が、友達

2020-12-08 10:59:40 | 日記
年賀状のやめどきの記事を書いてみて、改めて私に友達が少ない理由が明らかになったのだが、
私がまったくマメではないという以外にも、理由はある。

・大勢でワイワイが苦手で、いろんな人と知り合いたいと思わない。つまり社交的ではない。

・外出が億劫。家で一人で過ごすことが苦にならない。


この傾向は、年を重ねるにつれて強くなっているように思う。
少なくとも、二十代の頃はこんなふうではなかった。
さらに大きな理由として、

・夫の女子力が高い

というのがある。
夫は、私の買い物に喜んで付き合う。
ビーチで貝を拾ったり、一緒に何かを創作したりするのも好き。
一時は、アクセサリー作りにハマっていたこともあった。
料理も上手だ。
昨日、チーズケーキが食べたいと言ったら、週末一緒に作ろうよ、と言う。
バナナブレッドだって、私より遥かに美味しく作る。
こんなふうに、女の子の遊びを一緒にできる上に、車の運転などの「男の子」の部分もやってくれるので助かる。


とても親密だった友人と、なんとなくズレてゆくのを感じることがある。
それぞれの生活の中で、いろんなことが変わってゆくのは当たり前なのだけれど、
以前のような近さに相手を感じられないことが、とても悲しい。
言葉にはしないが、それは相手も同じなのだろうと思う。
心の距離が離れたり近くなったりするのは、努力でどうにかなるものではないのもわかっていて、
ただ、今はこういう時期なのだな、と思うようにして
絆の根元を放さないようにしているしかない。


その点で、家族は楽だ。
姉や妹と、それほど密に連絡を取り合うわけではない。
忙しい妹など、何か月も音沙汰なしなんてこともある。
それでも、姉妹はいくら放っておいても安心な友達だ。
そして夫は、1番身近にいる親友みたいなもの。

家族が友達なんて、寂しい人だと思う人もいるかもしれない。
でも、家族以外に、心の内を開け広げて話せる人が数人いれば充分で、
その数人に私はとても感謝しているし、
私はまったく寂しくはないのである。





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