アスファルトの亀裂に沿って、草の一文字。
いろいろな種類の「雑草」たちが棲み分けしながら育っている。
はじめに小さな亀裂を見つけたのは誰だろう。
開拓者の後に我も我もと続いたのだろう。
今や、みんなの力で亀裂を育てている。
自粛生活が長引いていて、何ヶ月も実家に帰れていない。
さぞかし逞しい雑草たちが育っていることだろう。
彼らには自粛の意味はないからね。
人の気配が薄くなった町に動物たちが出没していると聞く。
人間が好き勝手に動き回る時期はしばらくお休み。
持ち時間というものを分け合えということかなぁ。