心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

本美濃紙

2019-01-27 22:01:28 | 旅行

岐阜駅に、美濃紙を紹介するコーナーがあった。ごく短い期間だったけど。

美濃和紙は、強くてしなやかで、いい紙だと思っている。

どんな説明か、じっくり読んでいて、ちょっと気になることがあった。

生産者は「本美濃紙保存会員」でなくてはならないらしい。

製法や製品の品質を保証することで「本」美濃紙を守るためなのはわかる。

会員は、それをしっかり守っている人ということなのかもしれない。

「本」をつけとる、不思議な効果がある。

接頭語の「本」は、「正式な」「本当の」の意味で使われる。

「本美濃紙」の場合は、正式に認められる美濃紙ということになる。

保存会の会員が作った、正式に認められる美濃紙。それ以外はただの「美濃紙」。

多分、「本」の付いているほうは、付いていないものより値段が高いんだろうな。

美濃で買った紙の靴下、とてもいい。「ほんもの」じゃないような気がするけど。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿