古河庭園の灯籠巡り。池にせり出す大きな石灯籠があるけれど、へそ曲がりはあえて山側を散策。
おや、これは珍しいかたち と思い近寄ってみた。笠がない。
さらに、肝心の灯を置く場所がない。ますます興味がわく。よく見ても理解不能。
説明もないので、わくわくの消えぬまま、諦めて移動した。
しかたがないので隣の多重石塔を仰ぎ見た。説明がある。「十五重塔」とある。
物好きは、こういうところに反応する。ちゃんと十五重あるか数えた。
ひとつ足りない。もう一度数えたが・・・ ? ? ・・・ ❗
あれだ❗ 灯籠でなくて、仏塔の先端だったんだ。
運んでくる途中に壊れたのか、地震で落ちたのか、危険だからはずしたのか・・・
理由はわからないけれど、確かに塔の後ろに控えている。
サーンチーのストゥーパは、大きなお椀型だったけど、真ん中に法輪のようなもの突き出ていた。
たしかに、そんなかたちだった。
灯籠巡りは思わぬ展開(失敗?)で腰くだけ。