心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

灯籠のかたち その3

2019-01-07 23:27:35 | 日記

古河庭園の灯籠巡り。池にせり出す大きな石灯籠があるけれど、へそ曲がりはあえて山側を散策。

おや、これは珍しいかたち と思い近寄ってみた。笠がない。

さらに、肝心の灯を置く場所がない。ますます興味がわく。よく見ても理解不能。

説明もないので、わくわくの消えぬまま、諦めて移動した。

しかたがないので隣の多重石塔を仰ぎ見た。説明がある。「十五重塔」とある。

物好きは、こういうところに反応する。ちゃんと十五重あるか数えた。

ひとつ足りない。もう一度数えたが・・・ ? ? ・・・ ❗

あれだ❗ 灯籠でなくて、仏塔の先端だったんだ。

運んでくる途中に壊れたのか、地震で落ちたのか、危険だからはずしたのか・・・

理由はわからないけれど、確かに塔の後ろに控えている。

サーンチーのストゥーパは、大きなお椀型だったけど、真ん中に法輪のようなもの突き出ていた。

たしかに、そんなかたちだった。

灯籠巡りは思わぬ展開(失敗?)で腰くだけ。