心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

灯籠のかたち その1

2019-01-05 23:53:40 | 日記

濡鷺型灯籠(ぬれさぎがたとうろう)という説明がある。

去年、古河庭園で見て、気になっていたが、その説明だけではまだ理解できていない。

この笠の形が珍しい。茸の形かと思ったけれど、そういうことでもないらしい。

石灯籠は、側面に模様が彫ってある。どうやらその模様で名前をつけているようだ。

このようなりっはな灯籠は、庭の格を上げるのに役立っている。

灯を守るという本来の使い方はしていないのだろう。

インドのホテルで、足元のあかりだけで道を辿るというところがあった。

周囲に街灯もないので、それだけが本当に道標だった。

闇の中の灯は大切なもの。それを守る灯籠も大切だったに違いない。

この茸のような灯籠に灯が灯っていたら、周囲はどう見えるのだろう。

ちょっと体験してみたい景色。妄想するしかないけど・・・