干支のイノシシじゃないけど、ガラスの小さなブタを見つけた。
ほんと、ブタは肌の色がうっすらみえるので、ピンク。クルクルのしっぽ。
全長3センチ。色も形もかっわいい。
ガラスの半透明の感じと、つやつやの質感がかわいさをましている。
ガラスは硬いとわかっていてもやわらかい雰囲気がでるから不思議。
古い建物は、板ガラスのゆがみがいいという。
平らな大きな板ガラスが貴重だった時代、ゆがみはあたりまえだった。
そんな建物の改修には、古いガラスを探すという。
それで間に合わないときは、あえてゆがみのあるガラスを作るのだそうだ。
ガラスの魅力は、まるでないかのような透明さだけでない。
窓カラスの微妙なゆがみが生み出す光の不規則な屈折は、外の世界に個性を添える。
鏡にもそんなガラスがあったらいいのに と思う。
あんまりくっきり自分のすみずみを見たくないから。ゆがみを鏡のせいにできたら・・・