名古屋の個展が終わった。懐かしい出会いがたくさんあった。
暖かい風を待つたんぽぽの綿毛が種を運ぶ準備をする気配を描いた。
どこまでも どこまでも 飛んでいく
思いをひとつずつのっけて
たくさん たくさん 思いを飛ばしていく
名古屋の個展が終わった。懐かしい出会いがたくさんあった。
暖かい風を待つたんぽぽの綿毛が種を運ぶ準備をする気配を描いた。
どこまでも どこまでも 飛んでいく
思いをひとつずつのっけて
たくさん たくさん 思いを飛ばしていく
個展9日目。暖かい会場の大きなガラス窓から外が見える。
強い北風が吹いて、寒さが目に見えた。
そのうち雪の粒が風に運ばれてきた。
風で游ぶように見えていた雪が突然吹雪に。
そんな中をギャラリーに来てくださる方々。もう感謝しかない。
春に向けて、と軽やかな絵を並べていたのに…
この絵は「戯」と題した渦巻く風を想像したもの。
まるで春の吹雪。
そろそろミモザのつぼみが色づき始めた。Мさんが大好きだった花。
うちのミモザが満開になると「ミモザ狩り」に来てくれた。
風が強い日も脚立に乗ってがんばった。風に傷めつけられないうちに狩るために。
ミモザは香りもいい。風に乗って爽やかで甘い。
この絵は満開のミモザの香りが風に運ばれていく記憶を描いた。
ギャラリー紗季に展示中。
馬喰横山駅より先に行くのは初めて。初めて見る駅名が多い。
「浜町」は 多分 はまちょう。はままち とは言わないと思う。
それにしても立派な標示板。くっきり見えて所要時間も分かる。
駅名にローマ字があると嬉しいかな。読み方もわかるし、外国人にも便利だと思う。
オリンピックの「おもてなし」にもなるかも。
東京都のすることだから、きっと考えてるよね。よけいなおせっかいでした。
くわえて息を吹き込むと しゅるしゅる とのびて、離すと ぴゅっともどる。
息の強さで しゅるしゅる が ぴゅっ にもなる。
「ぴろぴろ」と呼んでいたような気もするが、名前を考えたことはなかった。
いただいたお菓子の箱におまけで入っていたのには「福もどし」とある。
なるほど、戻ってくることをそう呼んでるんだ。
のばしているところを写真にしたかったのだけれど、さすがに無理。30センチくらい伸びる。
くわえて息を吹きながらカメラを構えるこことはできなかった。
ちゃんと福を呼び戻すべく集中するべきなのかも。
でも、福がどうとか思いながらぴろぴろしないな。ただひたすら楽しいだけ。
楽しいってこと自体が「福」ということかな。