はてさて、だれなんだろう。サイ ? 水牛 ? ・・・
鼻のような突起、とさかのようなたてがみのような・・・
ぶちぶちやくるくるやぼつぼつや・・・全く見当がつかない。
素焼きの動物、としか言えないのはなんとも残念。でもなんだか親しみがもてる。
こんなふうな生き物が、Mさんの絵に出ているような気がする。
最初にこれを見つけたとき、Mさんの作品かと思った。
Mさんとロシアとの密接な関係を実感することのできる土偶だ。
あちこち欠けているけど、それももはや味。
全く縁のないロシアが、ものをひとつひとつ丁寧にみているとちらちら姿を表してくる、のかな ?
ものを通して何かを「知る」こと、あるのかもしれない。