心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

鳴き声を考えてみたけれど

2018-02-12 23:46:04 |  ロシア

またまた何の鳥かわからない素焼きに色付けしたロシアの置物。

帽子のようなとさかのようなひらひら。胸にくっきり大きな模様。

羽もひらひらに美しい模様。あでやかでかわいい。

二つの大きさに差はないので対になっているとは言い切れない。

でも、二つ並ぶとまとまりのある空間を感じる。

話をしているのか寄り添っているのか・・・どう置くのがいいか、迷った。

背を向けてもけんかをしてるようには見えない。表情のせいか。

同じ方向に向けると、並んで泳いでいるよう。静かにゆっくり進むように。

結局、少しだけ向き合うように、そして前後にも少しずらしてみた。

何かをしているような動きもみせてくれる。

やや伏し目がちで優しい気持ちを感じ合っているように思った。

鳴き声を考えたけれど、まったく思い浮かばない。もしあってもささやくほどか。

こんな人間関係、あったらいいな。そんな時間にひたっていたい。