心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

富士山が残った !

2018-02-23 21:26:48 | 日記

「富士山を見る」のが、洗濯物を干すときの楽しみの一つ。

その富士山の手前にビルが建ち始め、どんどん富士山を占領していった。

さらにクレーンが上へのびて、富士山の姿を隠した。

いよいよ見えなくなることを覚悟したところで工事が止まった。

かろうじて富士山の外形は残った。

富士山はやっぱりたいしたもんだ。見えるだけで嬉しい。

新幹線でもその姿を見ると得したような気になる。

あずさで移動する時も、右にそして左に、何度も見え方が変わるたびに嬉しい。

静岡側と山梨側、富士山の正面はどちらかという話は尽きない。

やっぱり、富士山は日本の象徴だね。


不思議な土偶 ?

2018-02-22 22:27:45 |  ロシア

はてさて、だれなんだろう。サイ ? 水牛 ? ・・・

鼻のような突起、とさかのようなたてがみのような・・・

ぶちぶちやくるくるやぼつぼつや・・・全く見当がつかない。

素焼きの動物、としか言えないのはなんとも残念。でもなんだか親しみがもてる。

こんなふうな生き物が、Mさんの絵に出ているような気がする。

最初にこれを見つけたとき、Mさんの作品かと思った。

Mさんとロシアとの密接な関係を実感することのできる土偶だ。

あちこち欠けているけど、それももはや味。

全く縁のないロシアが、ものをひとつひとつ丁寧にみているとちらちら姿を表してくる、のかな ?

ものを通して何かを「知る」こと、あるのかもしれない。

 


火鉢でお餅を焼いて

2018-02-21 22:56:27 | 日記

ギャラリー紗季のオーナーさんが、会期中毎日炭火をおこして迎えてくれた。

灰を掃き揃える金の鶴が炭を見守っている。

来客がとだえたときに「お餅を焼いてみましょうか」とオーナーさん。

網を乗せて、餅を乗せて、何度もひっくりかえして・・・

遠火でゆっくり焼き上げたお餅は格段の味。今ではこんな体験は貴重。

電子レンジでなんでも チン する習慣になっていることを反省。

と、しまいこんでいた蒸し器を出してみた。肉まんを蒸してみて驚いた。

まず見た目がふわーっ、さわるとふっかふかでほっかほかの肉まんができた。

時間と手間は確かにかかる。でも、いつもスピードを追い求めることはないと思う。

時間の使い方、今一度、しっかり考え直そうと思う。

 


上野の森交響楽団との音合わせ

2018-02-20 22:04:33 | 日記

25日の本番に向けて、楽団との音合わせがある。

これも初めての経験なので、何を見てもわくわくする。

指揮者の前に楽団、合唱はその後ろ。目の前に打楽器がずらりと並んでいる。

ティンパニーをそばで見て驚いた。私の知っているのとは別物のように進化してる。

以前は「たいこ」みたいだったのに・・・そりゃそうだね、もう50年以上も経つのだから。

電子ヴァイオリンを見た時も驚いたけど、楽器事情はずいぶん変わったよう。

その点、声は変えられない。進化させることはほぼない。

でも、同じ声帯が使い方で全く違うものになる。

そのことは身を以て体験中。どこまで変化させられるのか、楽しみ。


ロシア陶器の可愛いコンポート

2018-02-19 22:17:30 |  ロシア

直径15センチくらいで透かし模様のエレガントなコンポート。

Mさんの好みとはちょっと違うかな。これも同行者のセレクトかも。

でも、どう使うかは悩ましい。大きなものは乗せられない。とにかく「あし」が華奢なので。

このところ、ロシアのことについて聞かれることが多くなった。Mさんの影響か。

託され物を紹介するしかできないけれど、これからもまだまだ続けるつもり。

亡くなって1年を過ぎたけれど、まだまだ近くにいるMさん。今日も夢で会えた。

これからも力を貸してくれるはず。よろしくお願いしま〜す !