都会ではなかなか出会えない野っ原。なんだか嬉しくて長居した。
秋は実と種の季節。いろんな実と種が見られる。
実の美味しいものは品種改良がすすみ、種の少ないものになる。
ほっとかれた実は、種のために懸命に実をつける。その姿に感動する。
高校時代に下宿していたところの女性。
「蝶が飛んでる」と喜んでいると「卵を産んで、それが毛虫になって葉を食べる」と。
「草の花がかわいい」と言うと「種になって増えすぎる」と。
確かに、整った庭にするには適さないことなのだ。
わかるような わからないような 不思議な気持ちになる。
いやいや、すなおになろう。瞬間の気持ちでいい。