自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

大多摩ウオーキングトレイル

2021-10-11 | 登山ハイキング
去年の10月私とH氏との古稀祝いで、おくたま路に宿泊した時、歩いたコース。
その後の台風で白丸湖畔遊歩道の一部が通行止めになった。
また歩こうと何度か通行可能か調べたりしたが、そのうちすっかりその気がなくなっていた。
今日は何カ月振りか分からない程久々の、山の会のハイクで25人位参加していた。
大多摩ウオーキングトレイルのスタートは古里駅で、奥多摩駅までの8,3キロをみんなで歩いた。
恒例の体操で身体をほぐしてから9時半出発し、寸庭峡にかかる寸庭橋を渡った。

川の流れに沿って歩いて行くと、上の滝・下の滝があって、まず下の滝を真上から撮った。
放物線を描いて下の滝つぼに落ちていた滝。
続いて上の滝を見たら、なんと白装束の男性が冷たいであろう滝に打たれていた。
始めは目の錯覚か何かと思った位、私にとっては信じられない光景だった。
越沢にかかるホタル橋(以前はホタルが生息)を渡ったら、だんだん川筋から離れて山道へ。
松の木尾根という尾根道、橋から標高差100mをえっちらおっちら登って行った。
そしてピークにある展望台からの眺めをしばし楽しんでから、いったん車道で鳩ノ巣駅へ下山。
鳩ノ巣駅からは鳩ノ巣小橋を渡って、鳩ノ巣渓谷が始まった。
この渓谷は以前水墨画教室のみんなで写生に来て、鳩ノ巣小橋周辺の渓谷を描いた懐かしの場所。
滝口にあるとんがり岩で二分された流れが、溝で1本になる形の滝があった。
双頭の竜に見立てて双竜の滝と呼ばれている、見応えのある滝だった。
鳩ノ巣遊歩道はまさに水辺に沿った岩や石の歩きにくい道、渓谷散策路だった。
時々向かいからやって来る人とすれ違ったりしたし。
なのであまり流れをゆっくりと眺めて癒される余裕がなく……。
岩場ではボルダリングを楽しんでいる若者たちもいた。
最後に130段の急な石段を登った先に東屋があり、ランチタイム。
腹ごしらえをしたからリュックは軽くなったが、反対に身体が重くなったし、瞼の方も……。
10分ほどで白丸ダムに到着。
以前相棒と来た時は白丸魚道の施設を見学したが、H夫妻らと来た時は休館だった。そして今日も休館。
案内板を見たら11月は主に土日と火曜か水曜しかオープンしていないようだ。
魚の遡上を高さ30mの白丸ダムが遮っていたのを、魚道を設けて上流への通り道を開いている。
鮎、サクラマス、ヤマメなどが魚道を通っているみたいだ。
白丸ダムは多摩川第三発電所の調整池として建設されたそう。
右手にコバルトグリーン?エメラルドグリーン?の水を眺めながらウオーキング。
白丸ダムではカヌーをしている人がいて写真に撮ったが、パドリングを楽しんでいる人もいた。
白丸ダムは多摩川河口から79,2mとの表示があった。
白丸ダムから奥多摩への水辺の散策路は、数馬峡と呼ばれている。
相棒と3年前の8月に歩いた時、イワタバコの可憐な花がたくさん咲いていた。
今はでっかく成長したイワタバコの葉っぱが目立っていた。
数馬峡は氷川~白丸間の交通の難所だったそうだ。
トンネル脇にもたくさんのイワタバコが自生していたが、花の時期にまた来たい。
途中で何の草なのか、くるっとまーるく輪になっている草があった。
初めて見た。
いよいよ寸庭峡~鳩ノ巣渓谷~白丸湖畔遊歩道~数馬峡と歩いて、残りのトレイルが少しになって来た。
案内板には奥多摩のマスコットのわさぴーが描かれていた。
奥多摩駅にあったいろいろな「わさぴー」
奥多摩駅で電車を待つ間、暑かったのでワサビアイスを食べる人とかいた。
私は駅の2階の喫茶でバニラアイスを食べたが、生演奏も聴けるようだった。
冗談に今日一番きつかったのは、白丸ダムのトイレまでの急な長ーい石段だったなーんて。
大多摩ウオーキングトレイルは8,3kmで約3時間とパンフにはあった。
でもゆっくりとランチしたり、女性20人のトイレタイムで時間がかかって4時間ちょっと。
久し振りの再会でみんなと和気あいあいとおしゃべりができ、仲間っていいなって思った1日だった。
コメント
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