*赤ちゃんとシマリス生活*

高校受験生の娘と、犬を飼いたくて仕方がない小3息子、可愛くて凶暴なシマリスのぽな5歳との賑やかな日々を綴っています。

やっと…やっと…やっと…会えたね☆☆

2014年04月20日 | 妊娠・出産


突然ですが…


2014年4月6日に、第2子を出産しました…



ブログ開設から約7年… 

お会いしたことはなくても、陰ながら応援して下さったり、お忙しい中、心のこもった温かいメッセージを
下さったり…
久しぶりにメールをしたり、再会したりすると、「ブログいつも見てるよ!」と言って下さったり…

このブログを支えて下さっている皆様に、今回の妊娠をお伝えするかどうか、ずっとずっと…悩みながら
今日を迎えました…


私は、上の娘を約6年前に出産してから、原因不明の下垂体機能低下による、続発性無月経になってしまい、
忘れもしない、2007年8月3日からの月経を最後に、一度も自然に排卵、月経が来ることなく、
長い長い辛く苦しい日々を過ごしてきました…


約5年に及ぶカウフマン療法で、排卵のリバウンドを狙うも、内膜の肥厚すらほとんど認められず、
服用する女性ホルモン剤による、毎月1~2日で終わってしまう、出血とはとても言えない、ごくごく
少量の消退出血のためにドラッグストアでナプキンを買う虚しさ…

そんな時、たまたま出くわした親子が、あれこれ言いながらナプキンを選ぶ姿を恨めしく思ってしまう、
自分の心の狭さや汚さ…


大好きな友人や知人の相次ぐ妊娠、出産報告を心から喜んであげられない苦しみや辛さ…


赤ちゃんや小さな子どもを見かける度に、胸が苦しくなって、なるべく見ないように通り過ぎる
虚しさ…  本当は愛おしくてたまらないのに…


何度も不妊治療を試みるも、虚しい時間とお金だけが消えていく、出口の見えない日々…

娘と共に、待合室でソファにかけていると、「お嬢ちゃん、おねえちゃんになるのね~」等と
見知らぬ人に声をかけられ、事情を説明した後、両者の間に流れる気まずい空気…


「○○ちゃんも、□□くんも兄弟がいるのに、どうしてお母さんは赤ちゃんが産めないの?」と、
毎日のように、赤ちゃんが大好きな娘から問われる(責められているような)苦しさ…


事あるごとに、どこにも、他の誰にも、ぶつけることの出来ない、不安や不満、苦しみや辛さを
夫にぶつけてしまう、申し訳なさや自責の念…


不妊だけでなく、このまま無月経やホルモン剤投与が続くと、早期から、更年期障害、骨粗鬆症、脂質異常症、
あらゆる悪性腫瘍を患う確率が非常に高くなってしまうという、恐ろしい現実… 将来への不安…


まだまだ書ききれないほど、色んな葛藤がありました…



そんな中… いつものカウフマン療法中に、なぜか突然、妊娠していることが判りました…


もうそれはそれは、手放しで喜びたいところでしたが、妊娠発覚直後から始まった、激しいつわり、
妊娠悪阻での入院、それと同時期に、異常妊娠(胞状奇胎)の疑いがある、時期をみて堕胎しなければ
ならないかも知れない、と医師から言われ、一体何のためにこの苦しみに耐えているのか…と、
後ろ向きな気持ちで、お腹の子を育てなければならない日々…

やっとつわりが少しずつ落ち着いてきた頃、ここにも書けないほどの突然の深刻な宣告を受け、
今後どうしたらよいか、悩み続けた日々…


妊娠中も本当に様々なマイナートラブルがあり、なかなかご報告することが出来ずにいました…




そんな日々を乗り越え…


4/6(日)の早朝4時半頃、突然下腹部の痛みで目が覚めました…

しばらくすると治まってきたので、気のせいかな?と思い、再び布団に入るも、5分後位に
また痛みが… その後も数分間隔でどんどん痛みがはっきりしてきて、

これは陣痛なんだ…と自覚し、本格的になる前に腹ごしらえをしておこうと思い、温めた牛乳と
ホットケーキを食べ始めたところ、突然、下からドッと何かが出る感覚が…

恐る恐る確認すると、破水でもおしるしでもなさそうな、ほぼ鮮血の出血が…


半ばパニックになり、慌てて病院に電話すると、すぐに来るように言われたので、5時半頃、
入院用の荷物を持って、夫が運転する自家用車で病院に向かいました…

車内では、2~3分間隔で次々と陣痛が襲ってきて、その度に、一人震えながら耐えていました…


病院に到着し、いかにも当直室で今まで寝ていた風の若いドクターに内診してもらうと、子宮口が
3~4cm開いているということでした…

その日は、出産が立て込んでいて、私以外にも数人同じような状況の人がいるようでしたが、
「○○さんは、初産の時も早かったし、経産婦さんだから一番かもね…」と看護師に言われ、そのまま
分娩台へ…


その後も約1分間隔で迫り来る強い陣痛と闘い続け、子宮口が9cm、全開となった頃には、痛みに
耐え切れず、駄目とわかっていながらも、いきみ始めてしまいました…


助産師から、「あとは破水したら早いから、まだいきんじゃだめ!」と言われるも、子どものように
激しく首を振り、自分の二の腕を噛み千切りそうな力で思い切り噛み続けていました…

そんな私の様子を見て、呆れ気味の助産師が、「この人、いきんじゃうので、人破(人工破水)します」と言い、
ジャバっと水が出て、やっといきめることに…


経産婦なのに、なかなか上手にいきめず、思ったより時間がかかってしまいましたが…


2014年4月6日 日曜日 午前9時28分、我が家の第2子・長男 『息吹(いぶき)』が誕生しました



名付けについてですが…


来月6歳になる、第1子・長女『絆(きずな)』は、私が名付けたのもあり、第2子の妊娠が発覚した頃から、
男の子の場合は、夫が名前を付けると決めていたのですが、直前までなかなかピンと来る名前が思い浮かばず…


出産予定日を間近に控えた週末、増税前に買い物に行ったホームセンター付近の道端に咲いていたタンポポを
見つけた夫が、

「春の息吹を感じるね~ あ、いぶきっていう名前はどうかな?」と言ったのに対し、私も大賛成し、
即決まりました






出産当日、面会時間になるや否や、駆けつけてくれた母が撮ってくれた、家族3人の写真…





夫にとっては、待望の(?)長男誕生…


  


やっと、やっと… 娘をお姉ちゃんにしてあげることができました…




 


娘のためにこの子を産んだようなものです…


 




妊娠中は、臨月になってもなかなか赤ちゃんが下りてこず、産むまで常に胃の圧迫感や胃もたれがあり、
あまり食が進みませんでしたが…


産後は、食いしん坊復活で、入院中も退院後も、つい食べ過ぎてしまっています…


 




入院中の食事(朝・昼・夜


これに加え…


 


院内のコンビニで買ってきたものや母からの差し入れをもりもり食べていました…



 



 



 


夜もなかなか寝てくれず、私も元々の不眠症で眠れないので、2人で長い夜を過ごしていました…



出産3日目の昼食には…


 


お祝い膳が出ました…  親子の折り鶴に思わずじーんと来てしまいました…


 
 

帆立や甘海老のお刺身に、煮込みハンバーグに、魚の塩焼きに、蟹の甲羅に入ったカニグラタンに、
赤飯、お吸い物、果物、デザート…


せっかくの豪華ランチも、息吹を片手に抱いてあやしながら、掻き込む感じで食べましたが、出産って
おめでたいことなんだなぁと、改めて感じました…





 



 


今は息吹のすべてが愛おしいです…


 

 


私達家族のもとに生まれてきてくれてありがとう すくすく元気に育ってね…







娘がお年玉を使って、出産後の私をお祝いするために、年明けから準備してくれていたプレゼント…

『あすかのあかちゃんがうまれた おめでとう



4月11日 金曜日、無事に親子そろって退院しました…

 

コメント (5)
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