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FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

確証。

2006-12-06 01:29:09 | ろぐ
ここにいる証拠を。
ぼくである根拠を。

繋がっている証を。
理解している絆を。

哀しいほどに静かで、淡い光に染められている夜。
給湯器のノイズを耳にしながら、心地よい文章と暖かい湯に包まれて。
気付かなくてもいいことに思いを馳せる。

きっと、余計なこと。

繋がっていなければ、心の平穏を脅かされることはない。
繋がっていなければ、寂しさに胸を締め付けられる。
どんどん無感動になって、憧れが消えて、溜め息ばかりが増えてきた。

もっとワクワクするような毎日。
早く手に入れなくちゃ。

お気に入りのマグで、ウィスキーを口にして。
お気に入りのアーティストの新しいアルバムを聴いて。
そう、きっとこれがぼく。
微かな自己主張で心の不安を消してみよう。

明日が素敵な一日になりますように。

その領域、その瞬間。

2006-12-04 23:56:23 | ろぐ
職場のレイアウトを変更した。
朝から始めて、一応の形が整ったのは夜7時半ごろ。
間には当然、いつもの仕事もこなしつつ。

形を変えることは、気持ちがいいことだ。
それは洋服であったり、クルマであったり、髪型であったり。
新しい環境には、不思議な魅力があると思う。

しかしながら、そこにたどり着くまでが長い。
今回に限って言えば、展示台のジョイントが固くて外れず。
木槌やらドライバーやら持ち出して、机の下に潜って埃まみれで。
ツナギを持っていけばよかった。
30分頑張っても外れない金具が外れたときの感動は言葉にできなかった。
思わず一人でガッツポーズ。

メンドウだったのがLANの配線。
職場にはBフレッツが2回線来ているのだが、いかんせん、増築を重ねすぎて元の姿が見えない古い家のようなのだ。
それをバラして再び組み上げる作業。
電源とLANケーブルの山を見て溜め息をつきそうになったけれど、始めてみたらそれは逆で。久しぶりの時間を忘れる作業だった。
レイアウトを考慮しつつ、次に誰かが作業することも考えつつ。いかに効率よくケーブルを捌くか。
あ、これって車をいじっているときに似ているのかも。と、途中で気がついた。
ゼロから組み上げるのは苦手だが、今あるものを改善しようとするのは好きなのだ。

バラバラのごちゃごちゃだった配線をまとめ、デスク周りをきれいにして、仕事をしやすいように。
疲れ果てたけれど、それは有意義だったと思う。
次からの仕事が楽しみなのだ。
こうして楽しみの種を蒔いていくことは結構大事なことなんだなぁ。

途中、ぼくには直接の関係はないのだけれど、大きな変化の波が始まったことを社員の方が教えてくれた。
いつかは起こるであろうと予想していたことが現実になった。
新聞紙上で眺めていたことが、目の前で起こる瞬間。
それはなんとも言えない瞬間。
空腹と疲れのせいで気の効いたジョークも飛ばせずに、ただ、目の前の画面をぼんやりと眺めていた。

色即是空、空即是色。

全ては流転していく。
それは理解しがたい壁。

抗いたくなる。
それは諦念の裏返し。

雪が世界を覆うとき。

2006-12-03 22:33:09 | ろぐ
朝、目覚めればそこは白い世界。
昨夜の静けさを思い出す。

雪は、世界の音を吸い込んでしまうから。

雪の上をクルマで走るとき、文字通り地に足がついていないような気がしてしまう。
少し踏み込むだけで空回りしていくタイヤ。
そんなことに自分を重ねてみたり。

客商売にとって、お客様との出会いは選べない。
だから、ツイてる日もあれば、全くツイてない日もある。
本日は後者。
自己嫌悪から、震えがくる。
ため息と煙草の煙ばかりを吐き出して、グチは飲み込んで。

帰り支度をして、店を出た。
降り続いた雪はますます世界を白に染めていた。
凍りついたドアを開け、エンジンをかける。
寒さに震えながらシルビアは目を覚まし、傍らでぼくはクルマの雪を落とす。
くわえ煙草が少しだけ目に染みて、思わず見上げた空。
寒さが好きなのはこういうときだ。
頬を乾いた風が鋭く吹き抜けていき、ぼくは我に返る。

頼りなさげな足取りでふらふらとシルビアは走る。
吹き付ける雪に視界を奪われ、鼓動が早くなった。

左カーブを曲がるときに思い切り尻を振った。
そうだった。雪の中の運転は気が抜けない。
次の左カーブでは逆に滑らせてみる。
ハンドルが勝手に戻っていく感覚。
それが雪の季節の記憶。

芽吹く春、茂る夏、枯れる秋。

冬だけが特別だ。
それは眠りにつく季節。
だから、悔しいことも悲しいことも雪に一緒に埋められていく。
寂しいことも。

明日はもっと世界が白になっているのだろう。
ぼくの心もまっさらになっていますように。

持て余してしまう時間たち。

2006-12-02 23:42:08 | ろぐ
昼間の仕事、最近ヒマなんだ。
あちこち掃除してみたり、机の周りを整理整頓してみたり。

接客している時間が極端に少ない。
有意義に時間を使おうって思ってる割に、だらだらしちゃったりして。

ちょっと、気分を変えないとな。

目が回るほど忙しいのに憧れてみたり、
ゆっくりすることに憧れてみたり。
いやあ、ワガママだな。

経験的に、こちらが望むようなペースで物事が運ぶことは少ないって分かってるけど。
ついつい願ってしまうんだよな。

たくさん知識を蓄えられる場所にいるんだ。
明日からも、頑張ろう。

Major_Turn_Round.

2006-12-01 00:46:25 | 音楽
TM NETWORK/『Major Turn-Round』より。
古い曲ばかり聴いていたのだけれど、じっくり腰をすえてこの曲を聴いたのは初めてに近いかも。

プログレッシブ・ロックがコンセプトなんだっけか。このアルバム。
「プログレ」といわれたら、マイク・オールドフィールドしかでてこないぼくがどうこう講釈たれるのもどうかと思う。

さておき。

こんなにも深く、感銘を受ける曲だとは。

この曲はカッコイイを通り越して、軽くイってる。
小室さんの才能全開なんだろうな。
こういう方向性ならいくらでも大歓迎するんだが。

最近は寡作だし。

あ、そういやTRFの新曲は小室センセだったね。
C/Wで渡辺美里さんのMy Revolutionをカバーしていたっけ。
カッコイイと思うけれど、何度も聴きたくならないのはなぜだろう。

どうしたって、どこかで耳にしたような「音」だからだろうか。
邦楽はどこまでも貪欲にあらゆるジャンルの音を取り込んで、融合してしまう。
それに街角でこれでもかというぐらい、多彩な音が鳴り響いている。
音楽に対して真新しさを感じられないというのはそういうことが原因だろうか。

あ、横道にそれてるね。

小室先生がなかなか新作を作ってくれないのは、もしかしたら方向性に迷っているのかもしれない。
何事もそうだけれど、今って、あらゆるものが今までの方向でよかったのかって模索し始めている気がする。
それは社会システムであったり、人生設計であったり。
そういう意味では、進化の行き先がまだ不確かでとにかく明るい未来へ進もうっていうときだったからこそ、あの頃のTMの曲があったのかなぁ。
戻るも進むもつらい。慣れている環境からの巣立ちを余儀なくされている今だからこそ、根底には諦念が存在しているのかな。

って、曲の感想じゃねー(笑)
ますます横道に逸れてるっつの。

まぁ、結論を言えば、TMはカッコイイということで(笑)
この曲を聴いていると、後半書いたような思考迷路に潜り込みそうになるよ。