ポケットからマルボロを取り出して、100円ライターで火をつける。
煙が目に入って、すこしだけ視界が歪む。
じじっ。
タバコの先が赤く光る。
吐き出した煙の行方を何とはなしに見つめ、もう一度ため息をついた。
足を組みなおして、時間がタバコを削っていく様子を眺める。
いつの頃からか、根元まで吸う癖が付いてしまった。
普段は気をつけているのに、気が緩むと、ついついフィルタ近くまで吸っている。
短くなったタバコを灰皿へ投げ入れて、もう一本に火をつけた。
二本目のビールは一本目ほどうまくないというけれど、タバコも同じ。
惰性のまま、煙に身を預けているだけ。
気づけば二本目も短くなって、三本は多いなってつぶやいてみる。
別に何がしてほしいとか、どうしてほしいなんて、ない。
わかってほしいけど、そんな努力はしたくない。
ただの独りよがりのつぶやき。
煙が目に入って、すこしだけ視界が歪む。
じじっ。
タバコの先が赤く光る。
吐き出した煙の行方を何とはなしに見つめ、もう一度ため息をついた。
足を組みなおして、時間がタバコを削っていく様子を眺める。
いつの頃からか、根元まで吸う癖が付いてしまった。
普段は気をつけているのに、気が緩むと、ついついフィルタ近くまで吸っている。
短くなったタバコを灰皿へ投げ入れて、もう一本に火をつけた。
二本目のビールは一本目ほどうまくないというけれど、タバコも同じ。
惰性のまま、煙に身を預けているだけ。
気づけば二本目も短くなって、三本は多いなってつぶやいてみる。
別に何がしてほしいとか、どうしてほしいなんて、ない。
わかってほしいけど、そんな努力はしたくない。
ただの独りよがりのつぶやき。