目黒重夫昨日・今日・明日

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震災・原発事故から7年

2018-03-11 13:20:52 | 震災・原発
避難指示は解除されたが
今年もあの日がやってきた。津波の被害を受けた地域では、海岸から離れた場所に宅地造成を進めてきた。しかし7年の歳月は長く空き区画が多いという。そんな中で私のふるさと新地町はうまくいった例らしい。

常磐線新地駅は海岸から近いこともあり、津波で完全に流された。5月の連休に見た荒涼とした風景は忘れられない。新地駅は陸側に300メートルほど移転、昨年復旧した。駅の周りを宅地造成、相馬港にLNGの輸入基地ができたこともあり若者が住みつき、震災前の人口に戻ったという。

一方、原発周辺地域は復興とは程遠い。避難指示が解除された富岡、浪江では事故前の人口の4%前後。原発事故の深刻さが際立っている。

あれから7年、原発再稼働反対の世論は根強い。小泉、細川両元首相等の「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」の活動、そして野党が共同提出で合意した「原発ゼロ基本法案」。大きな国民的運動の兆しが見えてきた。
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