先週の値動き
【日経平均】
2009/04/10 8964.11 ↑ 48.05
2009/04/09 8916.06 ↑ 321.05
2009/04/08 8595.01 ↓ -237.84
2009/04/07 8832.85 ↓ -25.08
2009/04/06 8857.93 ↑ 108.09
【TOPIX】
2009/04/10 845.97 ↑ 4.16
2009/04/09 841.81 ↑ 26.55
2009/04/08 815.26 ↓ -17.34
2009/04/07 832.6 ↑ 1.63
2009/04/06 830.97 ↓ -0.39
来週の主な予定
13日(月):(日)3月企業物価指数、白川日銀総裁が秋田出張(会見なし)
14日(火):(米)3月生産者物価指数、3月小売売上高、2月企業在庫
15日(水):(米)3月消費者物価指数、3月鉱工業生産・設備稼働率
2月対米証券投資、4月NY連銀製造業業況指数
4月住宅建設業者指数、地区連銀経済報告(ベージュブック)
財務省為替報告
16日(木):(米)3月住宅着工件数・住宅着工許可件数
4月フィラデルフィア連銀業況指数
17日(金):(米)4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報
バーナンキ米FRB議長講演。
今週の予定
http://www.morningstar.co.jp/news/schedule/
日本の予定
http://zai.diamond.jp/servlets/Query?SRC=zai/news/top&newsid=10996
米主要経済指標のポイント
(14日)
○(米)3月生産者物価指数:予想は前月比0.0%。
全体に関しては、季節調整係数は約10%の上昇が想定されているところ、
3月のガソリン価格(季節調整前)が前月比+1.8%にとどまっており、
ガソリンはマイナス寄与が見込まれる。ISM製造業の価格指数も29.0→3月
:31.0と微改善ながらディスインフレ傾向が続いており、コンセンサスには
下振れリスクが勝る可能性。前回2月分は前月比+0.1%(予想+0.4%、1月
+0.8%)、前年比-1.3%(予想-1.4%、1月-1.0%)、コアは前月比+0.2%
(予想+0.1%、1月+0.4%)、前年比+4.0%(予想+3.8%、1月+4.2%)。
○(米)3月小売売上高:予想は前月比+0.4%。
米3月自動車販売は前月比+7.7%の大幅増加。また、ICSC(国際チェーン
ストア協会)のチェーンストア売上は前年比のマイナス幅が拡大(既存店
売上2月:-0.1%→3月:-2.1%へ)。とすると全体はほぼ妥当でも、コア
「除く自動車」は不芳なものとなるリスクがある。前回2月分は前月比-0.1
%(予想-0.5%、1月+1.8%←+1.0%)、前年比-8.6%、「自動車除く」は
前月比+0.7%(予想-0.1%、1月+1.6%←+0.9%)、前年比-5.0%。
(15日)
○(米)3月消費者物価指数:予想は前月比+0.1%、前年比-0.1%、コア前月比
+0.1%、前年比+1.7%。
全体は、ガソリンの季節調整係数が5%強の上昇を前提としており、実際は
及ばず押し下げに働く。他方、中古車価格が上昇しているとの報道があり、
こちらは全体とコアを押し上げる。ならせば、全体に幾分下振れリスクが
ありそうだ。前回2月分は前月比+0.4%(予想+0.3%、1月+0.3%)、前年比
+0.2%(予想+0.0%、1月+0.0%)、コア前月比+0.2%(予想+0.1%、1月
+0.2%)、前年比+1.8%(予想+1.7%、1月+1.7%)。
○(米)4月NY連銀製造業業況指数:予想は-35。
3月のNY連銀の数字は同月のISMへの示唆がややはずれた感があるものの、
各地区連銀のトップバッターであり、注目。この点、3月ISM製造業指数では、
先行性のある「新規受注DI」が大きく改善しており、4月の生産などに期待
が出ている。コンセンサス予想はほぼ順当な線と見られるが、やや上振れの
可能性もある。前回3月分は-38.23(予想-33.0、2月-34.65)。
○(米)3月鉱工業生産・設備稼働率:予想は鉱工業生産が-1.0%、設備稼働
率が69.7%。
雇用統計の「業種別総労働時間指数」は、製造業が-2.1%、鉱業が-5.0%、
公益が-1.9%。雇用統計以降で状況が大きく変わったとは見られず、コン
センサス予想には下振れリスクがありそうだ。前回2月分は鉱工業生産が
前月比-1.4%(予想-1.3%、1月-1.9%←-1.8%)、修正-1.5%、設備稼働率
が前月比70.9%(予想71.0%、1月71.9%←72.0%)、修正70.2%。
(16日)
○(米)3月住宅着工件数・住宅着工許可件数:予想は住宅着工件数が55万戸、
住宅着工許可件数が55万戸。
3月着工は、2月の反動減が見込まれている。2月着工件数では、集合住宅の
押し上げがあったがこれは一時的なものとみられ、また温和で降雪の少ない
気象条件も幸いした。主力の戸建の着工がどうなるか、また気候要因よりも
需給に忠実とされる「建築許可件数」の動きに注目。最後に、ヒントとなる
NAHB(全米住宅建設業協会)指数が15日に公表予定であり、要注目。前回2
月分は、住宅着工件数が58.3万戸、前月比+22.2%(予想45万戸、1月47.7
万戸←46.6万戸)、住宅着工許可件数が54.7万戸、前月比+3.0%(予想50
万戸、1月53.1万戸)。修正56.4万戸。
○(米)4月フィラデルフィア連銀業況指数:予想は-32.0。
NY連銀指数の結果で市場のバイアスは変わることに留意しつつ、先月の
フィラデルフィア指数は全米のISMの限界的な動きとも整合的であったので、
注目度は高い。製造業での「悪化ペースの鈍化」は円安と株高の大きな原動力
であり、バーナンキ米FRB議長の指摘する「景気回復の『新芽』」そのもので
ある。先月のISMでは「新規受注DI」が33.1→3月:41.2と顕著に改善、フィラ
デルフィア指数にもコンセンサス予想並みかそれ以上の改善が見込まれる。
前回3月分は-35.0(予想-38.0、2月-41.3)
(17日)
○(米)4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:予想は58.5。
株式相場のその後の堅調があり、ガソリンも強含みとはいえ、おおむね落ち
着いている。また、3月数字において速報値から確報値で上方修正であった
ことから、改善傾向を見込むのが順当なところ。前回3月分は56.6(予想55.0
、2月56.3)、確報値57.3。
サックス、16日のJPモルガン・チェース、17日のシティグループの結果が
注目される。 2日に米国財務会計基準審議会(FASB)が時価会計ルールの
緩和案を可決したことを受けて(第2四半期から適用、第1四半期に前倒し
適用可能)、金融機関の評価損失の計上が縮小できる可能性があるとの見方が
強まったが、金融機関サイドは影響なしや限定的との見方など慎重な姿勢が
みられる模様。
決算予定
◇◇◇04月13日(月)◇◇◇
ローソン(2651)
マルマエ(6264)
コーナン商事(7516)
カスミ(8196)
松屋(8237)
イズミ(8273)
東武ストア(8274)
フジ(8278)
サンヨーハウジング名古屋(8904)
アトリウム(8993)
アークス(9948)
大庄(9979)
ホギメディカル(3593)
北興化学(4992)
東洋炭素(5310)
津田駒(6217)
東洋電機(6655)
◇◇◇04月14日(火)◇◇◇
米久(2290)
S Foods(2292)
ワイズテーブル(2798)
J.フロント(3086)
クリエイトR(3387)
サンエーインタ(3605)
コネクトテクノ(3736)
スギHD(7649)
テークスG(7719)
マルエツ(8178)
島忠(8184)
ライフコーポ(8194)
イオン(8267)
Olympic(8289)
ダイセキ(9793)
天満屋ストア(9846)
吉野家HD(9861)
安川情報(2354)
YEデータ(6950)
パシフィックネット(3021)
ゼクス(8913)
オオバ(9765)
◇◇◇04月15日(水)◇◇◇
ディップ(2379)
リンク・ワン(2403)
魚喜(2683)
パル(2726)
ドトール日レスHD(3087)
システムインテ(3826)
良品計画(7453)
エコス(7520)
エスケイジャパン(7608)
サマンサタバサ(7829)
セントラル警備(9740)
安川電機(6506)
◇◇◇04月16日(木)◇◇◇
アデランスHD(8170)
◇◇◇04月17日(金)◇◇◇
トーヨーアサノ(5271)
ガリバー(7599)
日本マタイ(8042)
ベスト電器(8175)
歌舞伎座(9661)
プレナス(9945)