おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

避暑地の映画『海街ダイアリー』『バケモノの子』

2015年08月02日 20時24分26秒 | 美術館・博物館・本・映画
映画館という避暑地に行っています。

7月15日
『海街ダイアリー』


吉田秋生のコミックを実写化したドラマ。
鎌倉に暮らす3姉妹と父親がほかの女性ともうけた異母妹と
共同生活を送るという内容。

綾瀬はるか、長澤まさみ夏帆や広瀬すずらが主演です。
若い女優さんに花があって、画像も良くて、楽しめました。

監督は是枝裕和。前作は『そして父になる』。
『歩いても歩いても』と、3本これまでに見ました。
どれも静かな映画です。
役者好きなワタシ、樹木希林、リリー・フランキー、風吹ジュン、堤真一、
大竹しのぶが演ずる姿を見て喜んでいます。。

監督は、きっと小津安二郎が好き。
綾瀬はるかが海辺で恋人に別れを告げるシーンの白いブラウス姿、清潔で
品が良く、どうも原節子を意識していると思ったヒト、いませんか?

8月2日
『バケモノの子』

最初の感想。なんという力作。

映画を観に行くのが好きです。
好きな映画館があるので、そこにかかっている映画を観に行くのです。
映画は、一人で観るのが一番ですが、このごろは家人と一緒のことが多い。

家人に合わせての条件。
暴力、破壊、殺人シーンがないこと、性描写がないことです。
そうですね、アメリカ映画はほぼ除外されます。
『バケモノの子』は、気骨があり、戦うシーンはあるが、劔を使わず、
体だけで勝負をつけるのです。

まあ、ジブリではなく、こんな素晴らしいアニメができるのか。。
日本のアニメはすごい。

イタリアの街で上映されていたジブリのアニメは、『天空の城ラピュタ』。
町中のお土産屋さんには、宮アニメの『アルプスの少女ハイジ』のおもちゃが
いっぱいあった。

『アナと雪の女王』も観ましたが、同時期観た、『思い出のマーニー』とは
比べものになりません。
アナ雪は、売り方が上手。内容は、50年前のままです。

さてさて、『バケモノの子』は、それはそれは美しい映画でした。
随所に、宮アニメの影響は感じましたが、スケールが大きい、映像が
美しい、思想がある、ほんとに感激しました。
前作『おおかみこどもの雨と雪』に続き2本目。
他の作品も観なくては。

細田守監督は、監督、脚本、原作 を手がけています。

是枝裕和監督、細田守監督、ともに若いです。
日本の映画界、期待してます!と思えるこの頃です。





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