久しぶりに晴れあがった日曜日、横浜の日本大通りにある「横浜ユーラシア文化館」に行ってみた。特別展は3階の奈良県立橿原考古学研究所付属博物館蔵品巡回特別展「しきしまの大和へ―アジア文華往来-」展。同時に2階の一部で関連展示「くらべてみよう!よこはまと大和を」が開催されている。
手の消毒と体温測定の後にようやくチケット購入。65歳以上は200円。
チラシにも掲載されている「船形埴輪」「金製垂飾付耳飾」「翡翠製合わせ勾玉」「銀象嵌三葉環頭太刀」が目当て。
船形埴輪が刳り抜き船なのか構造船なのか、という議論があったが、私には構造線のように見える。そのようにも講座で教えてもらった記憶がある。
金製の耳飾りは以前から実際に見たかったもの。想像よりも煌びやかに見えた。
勾玉がこのよに二つが連なっているのは、当初製作途中のものと思い込んでいたが、単体で見る限り二つのつながりによる構成をはじめから意図していたもののように感じた。
環頭太刀は石製のものを見た記憶があるが鉄製のものは初めて目にした。
同時開催の「くらべてみよう!よこはまと大和を」展では、栄区の公田ジョウロ塚遺跡から出土した縄文中期の土偶(?)を見たが、これは土偶というのは無理がありそう。これは土偶ではなく「顔面把手」とあくまでも素人としての私は感じた。