朝のうちの天気予報通りに15時過ぎに私の住んでいるところは雨があがった。昼直前の天気予報は残念ながら外れたようだ。気温が10℃程度と低かったが、セーターを着こんで横浜駅まで買い物に出かけた。本日の食材の買い出しと、先日修理に出したカメラの取扱いを問い合わせるために。
カメラは先月の10日に家電量販店を経由してメーカーに修理依頼を出したのだが、本日になっても音沙汰が無いのでしびれを切らして問合せに行った。
家電量販店の修理受付では、すぐにメーカーに問合せてくれた。しかしメーカー側の対応にカチンときた。「17日にSMSで連絡したが繋がらず、その場合、自動で電話につながるはずが、つながらなかった」という。私のほうからは「繋がらなかったら家の固定電話も記載してあるのだからどうしてそちらに電話しなかったのか。そもそもスマホに着信記録もないのに電話したというのはおかしい」と伝えたが、同じ回答を繰り返すだけ。これではまるで壊れたレコード相手に話をしているようなものであった。メーカーの応対者もまた、修理担当ではなくその窓口なので詳しいことは承知をしていない可能性もあ。分業というものが、責任の所在の不明確化につながる典型のような応対であったと思う。これが日本のスタンダードになってしまったのだろうか。
蛇足で手前味噌だが、私は少なくとも労働組合の方針として「市民サービスの責任ある執行体制確立」をうたい文句に交渉を進めてきた。こちらの思いどおりにはなかなかならないが、それなりに成果はあったと思っている。最近は労働組合の社会的影響力低下が言われるが、こういうことも労働組合の大切な活動の一環ではないだろうか。どこかで運動の基本が忘れさられているのではないだろうか。この大手メーカーの労働組合はどういう方針を掲げているのだろうか。
さて、意味のない押し問答は避けて、修理代を聞くと3万円余とかなり高価。しかし修理してもらわないとどうしようもないというこちらの事情もあり、「至急修理の上できるだけ早く家電量販店に戻すこと」を伝え、電話を切った。家電量販店の店員は恐縮していたが、彼の責任ではないので、戻ってきたらすぐに連絡をしてほしいとお願いしをして店を出た。
不愉快なメーカーの対応にイライラしたが、せっかくの休養日なので、コーヒータイムで頭を冷やして帰宅。いつになったらカメラが戻ってくるのか、甚だ心もとなくなった。
1時間ほど前に再び弱い雨ながら降り始めたが、すぐに止んだ。
残念ながら明日も朝から18時まで雨のマークが付いている。明日は9時に組合の会館に集合して「偲ぶ会」の設営の仕上げ。12時から14時まで「偲ぶ会」。そのあとで打ち上げ。
偲ぶ人には、心から誠実な人だと感じた。不義理で欠席しますが、偲ぶ気持ちは自分にもあります。会にはそういう人も、いる。だから、入っているのだと、自分は思っています。後日、氏と、偲びましょう。お願いいたします。
責任を分散して、結果として誰も責任を取らない、嫌な世界ですね。責任のなすり合いに近いものを感じます。
「直営体制」にこだわった方針が正しかったと今でも自負しています。