ようやく昼食にありつけた。金融機関に書類を提出、粗大ごみの手数料支払い、眼科で処方された点眼薬の受け取り、中華街まで足を伸ばしてウーロン茶を購入。ここまで予定通りの行動。
ただし時間は1時間は余分にかかった。
金融機関は年末&月末で大変な混雑。ATMコーナーの長蛇の列に驚いた。私は利用する予定はなかったので、他人事と眺めた。
歳をとると耳が遠くなるというが、それ以前の困難がある。本日も窓口で経験した。
隣で必要以上の大声の人や、行内で騒ぐ幼児の甲高い声があると、目の前で会話している人の声が周囲の声に紛れてしまって、実に聞きづらい。聞こえているのに、当該の声だけを取り出せないのである。
集中できない、と表現したらいいのだろうか。以前は取り出せた人の声が、取り出せない。
この状況は補聴器を使用しても改善はしないと思われる。隣に大声で話す人が来ると、怯えてしまう。それに気を取られて、ものを考えることも邪魔される。
歳を取るということを少しずつ実感・体感するようになった。
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氏よ、相手にしている人間の声にのみ集中したか? わき目もふらずその声にのみ全精力を傾けることだ。でけえ声のやつ以上に、肘をカウンターにのせて、わがことに集中するのだ。
なんて、私も、口だけだけど。……………………あとは、奥様と共に、乗り切ることだ。女性は、こういう時は強いぞ。男以上の時もある。終わったら、ねぎらいに、牛丼屋で、ごちそうするのだ。マスクと、相手側との間にある透明ガラスで、だれでもが苦労した。生きるためだ。嘆くな! なんて、妻に言われたことなのだよ、実は……………………
それよりも何よりも、センターへの受付窓口である特定郵便局に添付書類の審査までさせている体制が私には理解できないですね。
音楽を聴いたりする分にはなんら問題がないのに、集団の騒音の中に放り込まれると途端に聞き取りにくい、だんだん人混みの中に出向くのがおっくうになる高齢者が多くなる根拠の一端がこんなところにもあるのかと愕然としました。