Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

モーツアルト「ハイドンセット」から

2023年02月14日 21時02分58秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 昨日は楽しめなかったモーツアルトの弦楽四重奏曲集「ハイドンセット」から第16番(K.428)と第17番(K.458)を聴いている。
 第17番は「狩」という愛称がつけられているほどに快活な印象の曲である。むろん作曲者自身の命名ではない。
 第16番はこの曲集の中ではちょっと異色な感じがある。他の曲とは違い、明るく快活な印象ではなく、重量感のあるメロディーが印象的である。特に第3楽章は印象深い。
 二つの性格のことなる曲が並んでいる。私の好みは第16番のこの少しくぐもった印象の曲。第17番の底抜けのような明るさはちょっと苦手である。

 1990年の録音と記されている。アルバン・ベルク四重奏団の演奏であるが、丁寧で美しい音色が気に入っている。 



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