Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

風鈴

2020年06月16日 12時17分25秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 本日から退職者会ニュースの来月号の原稿づくりを始めることにした。今週末からと考えていたが、いろいろと手配・調整がが必要になった。

 本日は曇り空。ときどき薄日がさす。風はほとんどなく、穏やかである。湿度が高いのはこの時期なのでやむを得ない。一日中パソコンと睨めっこではつらいのでどこかで、出かけたいものである。

★風鈴や浅きねむりの明けそめて     鈴木真砂女

 我が家では風鈴が四つ、通年で吊るしたままである。南部鉄・備長炭・硝子・石とそれぞれに音がちがう。
 私はいちばん澄んだ音を出す石の風鈴が好みである。音の強さも控え目でいい。ベッドに行く途中に吊るしてある。起き抜けに聞くと、脳が静かに答え始める。これから就寝するときに聞いても落ち着いた気分になる。取り上げた句のイメージである。
 備長炭もいい。少しくぐもっているのがまたいい。少しざわついた気分が落ち着く。洗面所の出入り口に吊るしてある。風呂上がりにタオルが触れて鳴るのが季節を問わずうれしい。
 南部鉄も澄んだ音でいいが少し音が大きめ。食卓テーブルの脇に吊るしてある。あまり鳴ならないように高さに調整して吊るした。たまに頭のてっぺんが紙に触れて鳴る。
 硝子製の江戸風鈴はあまり目立たない音である。四つの中では一番くぐもった音がする。これはリビングルームで風があまり行かないところに吊るしてある。空調を入れたときなどに合図のように鳴る。これは購入当初はベランダに吊るしていた。しかし風が吹いても聞こえないので、部屋の中に入れた。

 4種類、どれもそれなりの味がある。できれば陶器の風鈴も吊るしてみたいが、吊るす場所がない。何かをするたびに鳴るのはすこし煩わしいからである。



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