Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

大学時代の友人の死

2017年10月26日 22時06分19秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 大学時代の同窓生が亡くなった旨、ご家族から連絡をつい先ほどもらった。ガンを患っていたという。体調は決して良くはなかったようだが、ガンとは想像できなかった。そしてこんなに早く亡くなるとは思いもしなかった。一緒に入学し、一緒にデモに出て、ノートの貸し借りをし、下宿で幾晩も語り合い、そして一緒にバリケードの中で過ごし、ともに留年させられた忘れられない仲間である。
 私の結婚式にも参加してくれた。4年前に行った留年仲間の「同窓会」にも積極的に参加してくれた。

 高木純(たかぎあつし)さん、享年67歳、早すぎる死である。立川高校を卒業後、一浪して東北大学理学部化学科に入学。1970年、学生運動激動期の東北大学であった。クラス討論では人の意見をじっくりと聞き、クラスをまとめるのに大きな力を発揮していた。そして1972年学費闘争-バリケード闘争ー封鎖解除反対-試験ボイコット闘争の最前線にいつもいた。
 私などと同様、党派とは一線を画し、ノンセクトの独りとして振る舞っていた。
 留年-学部進学後、私達が立候補した自治会選挙では選対責任者を引受けてくれた。卒業後は薬品会社に就職、早期に退職、ご自身で事業を起こしていた。仕事が休みの日は、部屋の中で飛ばすヘリコプターなどで楽しんでいる、と言っていた。
 人に対して決して強く当たるようなことはされず、そして仲間を大切にし、人を裏切るようなことはない温厚篤実な方であった。

 4年前の「同窓会」後、これで亡くなった方は2人。とても悲しい。同窓会に出席した仲間に連絡をしつつ、声が詰まった。



晴れた夜のウォーキング

2017年10月26日 11時43分35秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨夜のウォーキング、西の空の夏の大三角は白鳥座のデネブしか見ることが出来なかった。ほとんど沈んでしまっていた。一方北の空のカシオペア座も北斗七星も街の明かりのためか、雲はなかったのに見ることは出来なかった。
 東の空は横浜の中心部や港の明かりが強いのだが、それなりに星はよく見えた。
 空を見上げながら歩くのはとても危険なので、見晴らしのいいところで時々道の脇に立ちどまって見上げていたけれど、人が時々とおる。不審な眼で見られたと思う。住宅街の23時半過ぎでも、ОL、かなり酔っぱらった中年のサラリーマン、さまざまである。神奈川大学のキャンパスが近いこともあり学生がかなりのスピードで走っている。
 そして制服を着た高校生のカップルが幾組もすれ違う。なんだかなぁ、と年寄りは溜息をつきたくなる。

 本日は午後から退職者会の会議が飛び込んできた。来週のバーベキューの催しが台風の影響で中止を含めて検討しなくてはいけなくなった。中止になると、機関紙の記事に穴が開いてしまう。悩みどころである。