goo blog サービス終了のお知らせ 

shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

サツキ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-05-15 14:19:53 | みんなの花図鑑
サツキ(皐月)は、ツツジ科ツツジ属の低木です。サツキツツジ(皐月躑躅)と呼ばれることもあります。

開花期が他のツツジに比べ1ヶ月程度遅く、旧暦の5月 (皐月) の頃に一斉に咲き揃うことから、この名が付いたと言われています。

野生種は、関東以西と九州南部に分布し、南限の屋久島では多数の自生のサツキを見ることができます。
ツツジ類としては葉が固くて小さく、茎は這う性質が強いようです。本来は渓流沿いの岩の上によく生育します。

園芸では、原種に近い「高砂」「大盃」等の品種が多く用いられているようです。

白井市では、サツキを垣根として植えている家が多く。この時期一斉に咲き開く姿は見事です。我が家でも南側から玄関にかけての垣根にサツキを植えており、毎年お花がきれいです。
お花の数が多いので、花がら摘みが大変ですが、翌年よいお花を付けてもらうためには大切な作業です。また、お花が終わった後すぐに剪定しますが、我が家ではできるだけ自然の樹形を保つようにしています。

なお、サツキは、平成元年10月12日に、千葉県白井市の花に制定されています。道理でご近所に多いわけですね。

タチツボスミレ - 安達太良山

2018-05-13 08:14:40 | みんなの花図鑑
タチツボスミレ(立坪菫)は、スミレ科スミレ属の多年草です。

4月22日に、筑波山で形のきれいなタチツボスミレを見つけて写真を揚げましたが、安達太良山では登山道の脇に群落がいくつかあって、見頃を迎えていました。

淡紫色のタチツボスミレがほとんどでしたが、よく探すと白いお花を咲かせているものもありました。
白花のタチツボスミレは、お花の大きさが淡紫色のお花の半分ほどしかなく、持参したカメラ・レンズではうまく撮れず、残念でした。

タムシバ - 安達太良山

2018-05-13 08:10:12 | みんなの花図鑑
タムシバ(田虫葉)はモクレン科モクレン属の落葉小高木です。

春、真っ先に咲くお花の一つですが、安達太良山ではこの時期にも、まだ咲いていました。

空中に浮くように咲いている、純白のお花がきれいです。
お花の形を手裏剣に例える人がいますが、後ろから見るとバドミントンのシャトルのようにも見えます。

このお花を見ると、故郷の山を思い出します。

ショウジョウバカマ - 安達太良山

2018-05-13 07:49:20 | みんなの花図鑑
ショウジョウバカマ(猩々袴)は、メランチウム科、ショウジョウバカマ属の多年草です。

昨日、福島県の安達太良山(標高1700m、日本百名山)に行ってきました。昨年も出かけたのですが、山頂付近はガスがかかっていて景色が楽しめませんでした。それで今年はお花の時期には早いのですが、景色重視で計画を立てました。
この投稿の末尾に風景写真を数葉載せましたので、ご笑覧ください。

さて、ショウジョウバカマは垂直分布が広く、人里近くの田圃の畦道から高山帯の高層湿原まで生えています。安達太良山では勢至平付近(標高1200~1300m)の群落が見事でした。

安達太良山のお花の見頃は、6月中旬~下旬前後です。昨年もヤシオツツジ、サラサドウダン、ウラジロヨウラクなどの低木に咲くお花がとてもきれいでした。
安達太良山は、ハイキングコースがよく整備されていますし、また、ロープウエイを使えば、中腹までかんたんに行けますので、初心者の方にもお勧めの百名山です。







ラベンダー - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-05-09 15:14:41 | みんなの花図鑑
ラベンダーは、シソ科ラヴァンドラ属(ラベンダー属)の半木本性植物です。

多年生のものとそうでないものがありますが、我が家のラベンダーは多年生で、毎年5月に淡紫色のお花を咲かせます。

ラベンダーの精油は、リナロール、酢酸リナリルを主要成分とし、精油からはその他多数の化合物が単離されています。
このうち、リナロールは鎮静作用に優れており、心を落ち着かせたいときに効果を発揮します。

我が家のラベンダーも芳香を出していて、鼻を近づけるとよい香りがします。





ツルニチニチソウ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-05-08 13:23:50 | みんなの花図鑑
ツルニチニチソウ(蔓日々草)は、キョウチクトウ科ビンカ属(ツルニチニチソウ属)の蔓性の常緑性多年草です。

ビンカ属の仲間は、南ヨーロッパから北アフリカ、南西アジアにかけて約6種が分布しているそうです。

観賞用として主に栽培されるのは、ツルニチニチソウと、やや小型のヒメツルニチニチソウです。
我が家でも、斑入り葉のツルニチニチソウと、緑葉のヒメツルニチニチソウをグランドカバーとして植えています。例年3月から5月にかけて愛らしいお花を咲かせますが、今年はすでに花期が終わりました。写真は4月21日に撮ったものです。

ツルニチニチソウとヒメツルニチニチソウの手入れは、伸びすぎたところを刈りとるだけで、毎年すごくよく繁殖します。
どちらかというと、ツルニチニチソウは陽当りの良いところを好み、ヒメツルニチニチソウは半日陰でも丈夫なように思います。

シラン - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2018-05-07 12:38:31 | みんなの花図鑑
シラン(紫蘭)は、ラン科シラン属の宿根草です。
地生ラン(地中に根を下ろすラン)で、日向の草原などに自生します。

日本、台湾、中国が原産地で、野生のものは準絶滅危惧種です。しかし、栽培品として広く普及しており、近所の散歩道でもあちらこちらで見かけます。

野生種の花色は紫紅色ですが、園芸種では白色、斑入り、淡色花などが開発されているようです。

アヤメ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2018-05-07 12:11:18 | みんなの花図鑑
アヤメ(菖蒲、文目、綾目)は、アヤメ科アヤメ属の多年草です。

アヤメは、多くが山野の乾いた草地に自生し、ノハナショウブやカキツバタのように湿地に生えることは稀です。
見分け方としては、お花に網目模様があり、外側の花びらに黄色い模様があるので分かります。

近所の散歩道で、毎年5月にアヤメがきれいに咲いています。昨年は5月17日にちょうど見頃でしたので、今年はそろそろ見頃かと思い、今朝出かけました。すると、なんともうお花が終わりかけで、数輪が見頃を保っているだけでした。
今年は、季節が早く進んでいるように感じます。梅雨入りも早いのでしょうか。

ユリノキ - 白井運動公園(千葉県白井市)

2018-05-05 19:49:12 | みんなの花図鑑
ユリノキ(百合の木)は、モクレン科ユリノキ属の落葉高木です。

この樹の名前は、大正天皇が皇太子の頃に命名したとされますが、花の形は、ユリと言うよりはチューリップに似ており、英語ではturip tree(チューリップツリー)と呼ばれます。
Tシャツのような、あるいはカメムシのようなユニークな葉形が特徴ですが、何故かプラタナスと間違えられることもあります。

いつも週末にテニスを楽しむ公園に、背の高いユリノキが並んでいます。夏は大きな日陰を作ってくれて助かります。また、秋には黄葉が見事です。
実は、お花が咲くことを見逃していました。大型連休の初めに咲き始め、そろそろ咲き終わりで、細長い果実もすでにたくさん見られます。
この後どうなるのか楽しみです。



ミズバショウ - 尾瀬

2018-05-03 12:58:38 | みんなの花図鑑
ミズバショウ(水芭蕉)は、サトイモ科ミズバショウ属の多年草です。

先週、尾瀬の至仏山(2228m、日本百名山)に登った帰り、山ノ鼻から鳩待峠へ向かう道でミズバショウを見かけました。
近寄って撮れないのでいい写真でありませんが、本日(5/3)の誕生花にちなんで掲載しました。

今年は尾瀬の雪解けが早く、そろそろ尾瀬ヶ原でもミズバショウが見られるかもしれません。

こちらは、昨年、尾瀬沼で撮影したミズバショウです。

ブッソウゲ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-05-03 12:49:03 | みんなの花図鑑
ブッソウゲ(仏桑花)は、アオイ科フヨウ属の低木です。
別名を扶桑花、仏桑華とも、また、沖縄では赤花とも言われています。英名は、Hibiscus(ハイビスカス)で、日本でもそう呼ばれることが多いです。

我が家では、昨年、息子たち夫婦から贈られ、元気に一年を通してお花を咲かしてくれています。

今日は、午前中に雨が上がり、この時間も強い南西の風が吹いています。ブッソウゲの写真を撮ろうと鉢を庭に出したら、風で鉢が倒れてしまいました。
一年を通してお花を咲かせるブッソウゲですが、これからの季節がこのお花には似合います。

カタバミ属 - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-05-02 13:50:25 | みんなの花図鑑
カタバミ(酢漿草、片喰、傍食)は、カタバミ科カタバミ属の多年草です。
漢字で書くにも多くの書き方がありますが、呼び名の種類に至っては国内だけでも180種類を超えるそうです。
昔から日本人の生活に密着してきており、家紋にもなっています。ももいろクローバーZのロゴもカタバミだそうです。

地下に球根を持ち、さらにその下に根を下ろします。匍匐茎(ほふくけい、地上近くを這って伸びる茎)をよく伸ばし、地表に広がります。成長が早く花後にすぐに実を付けます。これらの理由で繁殖が早く、しかも駆除に困る植物です。

我が家では、芝生の隙間にカタバミが入り込み困っています。しかも年々繁殖の範囲が広がっています。

カタバミ属では、カタバミの他に帰化植物のオッタチカタバミも繁殖していて、サツキの隙間などにも生えてきています。さらに、花壇に植えた園芸種のムラサキカタバミ(紫片喰)、フシネハナカタバミ(節根花片喰)も勢力を拡大してきていて、調整が必要になってきています。

お花には罪はないのですが、困りものです。


オッタチカタバミ(おっ立ち片喰)


ムラサキカタバミ(紫片喰)とフシネハナカタバミ(節根花片喰)

ツタバウンラン - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-05-02 06:34:42 | みんなの花図鑑
ツタバウンラン(蔦葉海蘭)は、オオバコ科ツタバウンラン属 の一年草もしくは多年草です。
別名をツタガラクサ、ウンランカズラと言います。

ヨーロッパ原産ですが、大正時代に園芸用として渡来し、北海道から本州と四国の一部にかけて帰化しています。初夏から夏にかけて、唇形で薄い青紫色をした長さ7~9mmほどのお花を咲かせます。

一般には雑草となりますが、我が家では低木の下の半日陰にグランドカバーとして生やしています。可愛いお花です。

ヤマボウシ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-05-01 17:30:17 | みんなの花図鑑
ヤマボウシ(山法師、山帽子)は。ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木です。

山地に普通に生え、本州から九州、および朝鮮半島、中国に分布しています。初夏の山を歩いているとよく見かけるお花です。

我が家では、玄関先にヤマボウシが植えてあります。ご近所でも同様に植えられていて、散歩道でもよく見かけます。

一昨年大規模な剪定をしたのが影響し、昨年はほとんどお花が咲きませんでした。今年も少ないですが、十輪ほどのお花がようやく咲きました。ご近所に比べると一週間ほど遅いです。

来年は、これまで疎かだった寒肥をしっかり施したいです。そうすれば、きっとたくさんのお花が咲くでしょう。

トキワツユクサ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-05-01 12:07:32 | みんなの花図鑑
トキワツユクサ(常磐露草)は、ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草です。
別名を、ノハカタカラクサ(野博多唐草)と呼ばれるようです。

南アメリカ原産で、日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれました。帰化植物として野生化しており、外来生物法により要注意外来生物に指定されているとのことです。

我が家では、グランドカバーとして庭に植えてありますが、白い小さなお花がとても愛らしいです。

繁殖力が強く、手間もかからず、日向から半日陰でよく育っています。