shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

2024年4月初旬日本海花紀行(その3)雪国植物園② カタクリ、オオミスミソウなど

2024-04-15 05:58:48 | 山行・旅行
このシリーズのカテゴリーを「山行・旅行」としているが「みんなの花図鑑」でもよかったかとふと思った。
まあこの後に山に登っているし、全体としては旅行なので、このまま「山行・旅行」で進めよう。

さて、雪国植物園で観た花の続きである。
カタクリは展望台に向かう道の両脇にたくさん咲いていた。

・カタクリ(片栗、Erythronium japonicum、ユリ科カタクリ属の多年草)












オオミスミソウ(別名 雪割草)は、花期の終盤に入っていたが、まだ園内の各地で観られた。雪国植物園の人気ナンバーワン植物である。
ミスミソウが本州中部以西から九州にかけて分布するのに対し、変種のオオミスミソウは東北から北陸にかけての多雪地帯に分布する。

・オオミスミソウ(大三角草、Hepatica nobilis var. japonica f. magna、キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草)














この花の花色や、花弁のように見える萼片の数は実に多様だ。雄しべ(葯)の色にもいくつかの違いがある。
八重咲きの花もいくつか観られた。この植物は何らかの理由で変異を受けやすく、またその変異を受容しているのには驚かされる。






キクザキイチゲは2週間前に観た大きな群落の他にも、いくつかの場所で観られた。
早朝の高内山ではうつむいて咲くキクザキイチゲしか観られなかったが、ここでは花弁のように見える萼片を思い切り大きく開く姿がたくさん観られた。

・キクザキイチゲ(菊咲一華、Anemone pseudoaltaica、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)










続編ではその他の花、鳥、展望台から見た山をいっきに掲載する。

撮影:2024/04/05

2024年4月初旬日本海花紀行(その4)雪国植物園③ シラネアオイ、ホクリクネコノメなど に続く。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする