shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

手賀沼周辺(大堀川~北千葉導水ビジターセンター)を散策

2022-01-29 16:01:59 | 
あけぼの山からの帰り道、少し時間があったので手賀沼周辺を散策してきました。
下記は手賀沼全体のGoogle mapと、この日に歩いた周辺の地理院地図です。Google mapでは、あけぼの山の位置も分かるように選びました。




車を柏ふるさと公園の駐車場に停めて、先ずは大堀川の右岸を500mばかり歩きました。
河原でカワラバトが餌を探していて、その中にムクドリが1羽混じっていました。驚いたことに、近くまで行っても逃げません。
アップで、精悍な顔つきを撮らせてもらいました。
■ムクドリ
White-cheeked Starling

スズメ目ムクドリ科
Spoodiopsar cineraceus
椋鳥/L24cm






対岸ではオオバンとカルガモが、やはり餌を探していました。
■カルガモ
Eastern Spot-billed Duck

カモ目カモ科
Anas zonorhuncha
軽鴨/L61cm


■オオバン
Eurasian Coot

ツル目クイナ科
Fulica atra
大鷭/L39cm


近くにはキジバトの姿もありました。
■キジバト
Oriental Turtle Dove

ハト目ハト科
Srreptopelia orientalis
雉鳩/L33cm




10分ほど歩いて、同じ道を引き返しました。
途中、カワセミが飛ぶ姿が観られ、川岸の樹に止まったようなので覗き込んだら、すぐ近くにいました。
残念なことに、一瞬で飛び去っていきました。

川ではカワウが潜水を繰り返していて、カメラを構えたら飛び立ちました。
■カワウ
Great Cormorant

カツオドリ目ウ科
Phalacrocorax carbo
河鵜/L81cm W129cm


ふるさと公園の辺りまで戻ってきました。対岸でアオサギがじっとしていました。
■アオサギ
Grey heron

ペリカン目サギ科
Ardea cinerea
青鷺/L93cm


川幅が広がった辺りで、カイツブリが盛んに潜水を繰り返していました。
この鳥はピントが合っていても、ボケて見える鳥です。それならばと、思い切ってトリミングしてみました。
■カイツブリ
Little grebe

カイツブリ目カイツブリ科
Tachybaptus ruficollis






こんな短い翼で空を飛ぶのは大変でしょうね。実際、長距離を飛んでいるのは観たことがありません。

大堀川が手賀沼に流れ込む辺りで、オオバンが群れていました。
コサギが餌を探していましたが、すぐに飛び去りました。したがって写真は後ろ姿だけです。
■コサギ
Little egret

ペリカン目サギ科
Egretta garzetta
小鷺/L61cm




さあ、いよいよ手賀沼ですが、辺りは一面のヨシ原で、残念なことに沼ははるか遠くでした。


ヨシ原では、時折小さな鳥が飛び交う姿が見えます。しかしすぐに草陰に隠れて見えなくなります。
かろうじて、シジュウカラの姿を捉えることができました。
■シジュウカラ
Japanese tit

スズメ目シジュウカラ科
Parus minor
四十雀/L15cm


ヨシ原に沿って600mほど歩くと、北千葉導水ビジターセンター(第二機場)に着きました。
北千葉導水路は、利根川の下流部と江戸川を結ぶ約28.5kmの導水路(地下の川)です。
利根川の水を東京都、千葉県、埼玉県で飲み水などに利用できるようにしたり、手賀沼に注水して沼の浄化を図っています。
機場から手賀沼につながる入江のような池には、コブハクチョウ、畔にアオサギ、カワセミの姿が観られました。
■コブハクチョウ
Mute Swan

カモ目カモ科
Cygnus olor
瘤白鳥/L152cm


■カワセミ
Common Kingfisher

ブッポウソウ目カワセミ科
Alcedo atthis
翡翠/L17cm




■アオサギ (英名等は前述)


40分程度の散策で、期待していた渡り鳥の姿は観られませんでしたが、多くの野鳥が観られました。
次に手賀沼を訪れる際は、下調べをして渡り鳥が観られそうな場所へ出かけたいと思います。

(完)
コメント (14)
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