shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

ハルジオン

2020-04-23 12:35:58 | 侵入生物をきれいに撮る
ハルジオン(春紫菀)は、キク科ムカシヨモギ属に分類される多年草です。
Wikipediaには「北アメリカを原産地とする。日本を含めた東アジアに外来種として移入分布している。牧草地や畑、道端など窒素分の多い場所を好んで生育する。花の時期は4~6月頃で、ヒメジョオンの6~10月頃よりも早い」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎は直立、高さ30~80cm、淡緑色、あらい毛がまばらに生え、茎は中空。葉には両面とも柔らかい毛が多く、根生葉はへら形で花時にも残る。茎上の葉は基部が広がり無柄で茎を抱き、粗い鋸歯があり、へりと下面中央脈上には立った長毛がある。花序ははじめ茎ごと下向きに垂れる。頭花は径2~2.5cm、舌状花は白色~淡紅色で長い冠毛があり、150~400個程度ある。筒状花は黄色、花冠筒の先は5裂、長い冠毛を持つ。ヒメジョオンに似るが、茎が中空、花時に根生葉が残る、茎上の葉が柄を抱く、頭花がやや大きい、舌状花の幅が狭く長い冠毛を持ち数が多いという点で区別可能。変異が多く、ケナシハルジョオン、チャボハルジョオン、オオハルジョオンなどの変異品の報告もある」とあり、国内移入分布は「ほぼ全国」と書かれています。








ハルジオンとヒメジョオンの見分け方のひとつが、葉の付き方です。ハルジオンの葉は茎を抱くように付きますが、ヒメジョオンは抱きません。




また、ハルジオンの茎には真ん中に空洞がありますが、ヒメジョオンの茎には空洞がありません。
茎が太いほど、空洞がよりはっきり分かります。
コメント (6)
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