徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-991

2015-12-24 04:29:35 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(スペイン)-610

23)スペインを歩く

日記から-18

8月 17日(土曜日) 快晴

 朝、ペンションを出る時、やはり今日もこの家の人が誰もいない。
仕方なく、今日も挨拶することも出来ず、出発することになった。何時ものことではあるが、嫌な気分である。

 今日は昨日の様ではなく落ち着いて歩くことが出来る。
それは歩く距離の目標を長く決めていないことと、歩き終わったらテントでどこにでも寝るつもりだからである。
宿所に泊まろうとすると、必ずゆっくりしたいという思いがあり、少しでも早く着きたいという気持ちから焦るのである。

 今日はバックパックを背負うのも疲れずにすむ。
もっとも、今日は43kmしか歩いていないこともあるであろう。

 昼に休んだRest Area(休憩所)に水がたくさん出ていた。
その水の冷たいことと美味しかったことはツクズクありがたく思うのである。
本当に水とは大切なものだ。水がある所は草木も茂り緑々している。何と素晴らしいことだ。
我々は緑の草木を見て安心するが、それは即ち、水があることを意味しているのであろう。

 今日もあまり高くない木々即ち、ブッシュの中でテントを張らないで、夜空を見ながら寝ることにする。

 そう言えば、今日最後に通り過ぎた村には一軒のBarがあり、そこで食糧を手に入れた。
その村は小さな村だったが、コジンマリしていて、また素朴で良い所であった。
その名前がSaucaとか言っていた。
とにかく、今日も星の下で寝る、、、、、

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筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

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