発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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11、シンガポールからヨーロッパまで歩く、この長い旅を出発するまで
1)オーストラリアのシドニーに戻る-6
このオーフィースクリーニングで働いた1ヵ月半の間、昼は時間があったのでいろんなことが出来た。
ある日の昼にフリーマーケットに出かけて行った時であった。
そこは多くの人々でゴッタがえししていた。そこに畳2つぐらいのスペースの面積で物を売っているガーデンセールが多くあった。
その多くのガーデンセールの中で日本の曲をオカリナで器用に吹く人がいた。
その人は日本人に似ていたので話しかけたら、やはりそうで、オーストラリアにはずいぶん長く住んでいると言っていた。
彼との会話で私を変な人間でないことが分かったのか、次の日にパーティーがあるから来ないかと言った。
断る理由がなかったのと、オカリナの人はヨガに興味があると言うことで、次の日、ヨガの先生タカオと一緒に出かけた。
そのパーティーにはほとんどが日本人であったので、なぜ今さら外国に来てまで多くの日本人に会わなくてはならないかと思った。
がしかし、ここに来ていた人々は一癖あった。
まず、オカリナとは普通、横に穴が並んでいたのに、このオカリナは丸に近い形で穴が横に並んでいないのであった。
始めてみた形であり、彼らは粘土から一つずつ作って焼くのであった。
だから、出来上がったすべてが、商品になるのではなくまともに音が出ないものもあったのである。
それを検査しながら販売していくのであった。
そのオカリナでいろんな曲を吹くのであるが、それがクラッシック曲からジャズまで何でも吹くのであった。
演奏だけでなく面白い話まで交えての様子はまさに芸人であって、見ていて飽きないのであった。
そんな人が一人だけでなく何人かいて非常にパーティーの場が盛り上がった。
この時期、オーストラリアはまだ日本人が多く来ていなかったので、一癖ある人がこの様なところに集まるのだなと思った。
また、集まった日本人の女の子たちが綺麗なのにもビックリした。何故なのだろうか?
この様にたまに日本人が集まるのもいいものだと思った。
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筆者は現在、韓国に住んでいて以下の様な韓国とのビジネスサポートをしています。よかったら見てください。
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