徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-365

2014-01-27 07:50:34 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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11、シンガポールからヨーロッパまで歩く、この長い旅を出発するまで

1)オーストラリアのシドニーに戻る-4

 5月17日から仕事を見つけ、働き出した。その仕事はオフィースクリーニングであった。
それは会社の仕事が終わった後に事務所に出かけて行って、事務所を綺麗に掃除をする仕事であった。
だから夜の仕事であり、時間は次の日の朝の出勤までの間にすれば良いので十分にあった。
即ち、夜の早い時間まで遊んでいても、夜中にその仕事をすればいいのであった。
一日5~7つの事務所を掃除して回った。週5日の勤務で週末に給料をもらうのであった。

 ボスは南アフリカから来たSimonという若者で一緒にフラット(一軒を部屋ごとに貸す下宿屋)に住みながら働いた。
私はアメリカでガーディナーと言って家の庭の芝生を刈る仕事をしたことがあったことで、このオフィースクリーニングもすぐに慣れた。
ガーディナーも結局は庭の掃除みたいなものであるので、事務所の掃除も同じ要領であったからだ。
だからボスのSimonは私が仕事を覚える早さに関心をし、仕事が速いと気に入ってくれていた。

 このSimonは南アフリカでは国境を警備していたこともあり、実際に銃を撃ち人を殺したこともあったと言った。
どうりで普通の人とは違ったと思っていたが、こんなことが彼の過去にあったのであった。
それにしても彼は母国を離れたからか、他国で頼るのはお金しかないからか、お金に執着がある様であった。
また、彼はアジアに関心があると言い日本人の私を気に入ってくれていた。
彼は日本語を私から学びたいと言いながら、その目的は日本の女性と話をし、その女性と遊びたいようだった。
この様に、お金に執着があること、女好きのところから彼を何だか好きになれなかった。

 今のこの時期は次の旅の準備時間で仕事をし金を貯める為であった。
だから、このオーフィースクリーニングをしながらも昼の時間が空いていたので、昼の仕事を探した。
しかし、このオーストラリアのシドニーでは多くの仕事がなかった。

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