発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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10、ニュージーランドを歩く-65
・日記 55
4月25日の続き。
温泉プールに入っているときの続きである。
この家族には太っている人がいない。この温泉で浸かっている間に自然とこの家族の人たちの体系が分かったのだ。
Jhon さんも腹は少し出ているがこの歳(60歳ぐらい)ではその腹の出ぐあいは普通以下である。
Margaletさんも太っていないどころか、非常に美しい。
普通、このぐらいの歳(50歳代後半)のおばさんだったら、みっともなく腹が出ていてみっともない人が多い。
彼女は普通の人とはぜんぜん違っている。
Helenはこの両親から生まれたのであるから、もちろん体の線も美しく、綺麗である。
これではまた俺が彼女に恋をしてしまいそうである。
このニュージーランドの旅が北のCape Reinga で終わったら、またオークランドまで帰ってきてオーストラリアに行く予定である。
その時オーストラリアに行くまでの間、何日かJhonさんはこの家で泊まっていいと言う。ありがたいことである。
夜中遅くまでこの家族の人と今日も話していた。
もっとも、プールから帰って来たのが、9時ぐらいだったのである。
それから夕食を食べたのだから、遅くなるのも当たり前である。
ところで、この家族は時計を持たない主義である。
Jhon さんは仕事を退職したので、今はそれが出来るのは分かるが、退職前からもそのような主義であったようだ。
大変羨ましいことである。
時間に縛られないで、この時間だからこれをしなければいけないということがない。
俺の理想のスタイルである。
また、この家族は贅沢をしない主義である。
Jhon さんは贅沢をするとそれに税金が多くかかり、その税金が国に行きそれが戦争のための金になると言う。
そして、それがいずれはアメリカに行き、原子爆弾を作ると言うのである。
今日は戦争当時のドイツのことは話さなかったが、昔のドイツの軍国主義を極端に批判していて、この様な少し曲がった考えがあるのではないかと思う。
とにかく、彼は物というものは最低使える物であれがいいので、贅沢はしない。その節約した金で食べ物を多く食べる方が良いという考えである。
それでも、彼らはいつも多く食べるだけではなく、運動量が少ないと思った日にはあまり食べないらしい。
それで皆がスマートなのである。
従って、俺のように毎日10時間以上歩く人にはどんどん食べろという考えである。
出費 N$0.00
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