徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-ニュージーランドを歩く編-354

2014-01-16 07:46:24 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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10、ニュージーランドを歩く-71

・日記 61

5月1日 (日曜日)  雨のち曇り  60日目 

 昨日は橋の下の乾いた土地が平らであり、その上にテントを張っったので寝るのに気持ちが良かった。
それだからか、今日は歩きの調子がいいようだ。それでも気持ちは焦っている。
それは昨日あまり歩いていないので、その分を取り返そうと思っているからである。

 11時過ぎPakarakaという村の”Retreat”というティールーム(御茶屋)のおじさんが話しかけてくる。
そこで紅茶とケーキをご馳走になる。
この店は1800年代の家を2年前ぐらいに買い、綺麗に直して使っているのだそうだ。
庭も綺麗で広いし、実際住んでいる家の中も、店で使っている方も良い感じである。
この様な家を持ちたいものだ。

 牛と羊を見ていると面白い。牛はフェンスの中で俺を見ているだけで逃げない。
だが、その牛は俺をジーと見つめている。
羊はというとフェンスの中で俺を見るとすぐに逃げる。その後、やはり俺をジーと見つめる。
牛は「この馬鹿な男、何をしているのだ。道路の反対側を歩いている。(自動車の進む方向でない反対側)」とでも話したいかのようだ。
羊は「変なやつが来たぞ。行こう。行こう。(立ち止まって)狭い道路を必死に歩きやがって。」などとでも話しているのか。
俺はというと「牛も羊もその内に食べられてしまうのだろうな。」と思っている。

 道路を歩いていて一番嫌なのが牛とか羊を積んだトラックとすれ違うときである。
そのトラックの中にはそれらの動物がしたクソやションベンがたまっている。
それらはトラックがすれ違う時に飛んでくるのである。まるでシャワーのようなときもある。
この上に雨など降っていたらもっと悲惨である。まともに雨と一緒にそのションベンとクソはいやというほど飛んでくる。
英語で「チキショウ!」という意味で使う言葉が「Bull shit」とも言うが、この言葉が理解できる。
即ち、「牛のクソ」が上から降ってきたらこの様に叫びたくなるのである。

 今日は小さな壊れた小屋を見つける。そこにテントを張らず寝る。
なかなか眠れない。

出費 N$2.00

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