発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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８、オーストラリアを歩く－78
・日記 12-56
12月25日 （土曜日） 快晴 60日目
今日はオーストラリアで過す暑いクリスマスである。
しかも、この町（Morgan）の人口が200～300人という所でのクリスマスである。
俺の今まででの北半球では考えられない、また忘れられないクリスマスである。
朝、隣のテントのRon & Glenda と Lyn & Colin の2つのカップルと一緒にビールを飲み始める。
今日は面白いイベントがあるという。
それは午前中10時30分～11時までは飲み屋がタダで飲み物を出してくれるというものである。早速出て行く。
しかし、行ってみると初めの一杯は買わなくてはいけないのだそうだ。
2杯目からはタダだそうだが、飲み屋の中には町の人すべてが集まったかのようにいっぱいで、ビール一杯ぐらいは飲める。
しかし、2杯目以上は人が多く注文をして物が来るのが難しい。せめて2杯飲むのがやっとである。
聞くところによると、この手のクリスマスのイベントはオーストラリアでは何処でもやっているのだそうだ。
日本でも正月にはどこかのスナックでこのようなことをしたら良いのにと思ってしまう。
昼からは泳いだり、バレーボールをしたりで皆で遊ぶ。その他にマリーリバー（Mueey River）で釣りもしたが、釣果はない。
夕方、フェリーのおじさんに挨拶をしに行く。
フェリーとはこのMueey River の渡しをしている船であり、両側に太いロープを固定して船の本体がロープを引っ張りながら進むのである。
距離は200～300ｍぐらいなものである。
車や人を運ぶものであるが、車が来るまで動かずに待っているので、気楽なものである。
そんな訳で、フェリーのおじさんは時間があり、彼とはフェリーの上でよく話しをした。
出費 この3日間合わせて Ａ＄50.00
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