発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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8、オーストラリアを歩く-62
・日記 12-40
12月10日 (金曜日) 晴れのち曇り(のち曇ったり晴れたり) 45日目
朝はすがすがしく、羊の鳴き声によって目が覚める。
少し前の砂漠では考えられないことである。
実はこのところあまり眠りがよくなかったので、今日はちょっと遅いぐらいに羊に目を覚まされた形だ。
(目が覚めた時間は6時である。)
出発する前にホエブスの修理をしていたら、8時になってしまう。
だから、急いで出発して、歩くのもあせり歩く。
何故、俺はあせるのだろう。もっとユックリ歩いても良いのに。
「一日40km歩いても良いじゃないか。」
「50km以上歩かなくても良いじゃないか。」などと思うのだが、俺にはそれがなかなか出来ない。
もっとユックリ歩いて心にユトリを持ちたい。そして、人々と話しをしたいものだ。
今日は2つの村を過ぎる。
昼に1つの村、そして夕方にもう一つの村 Poochera である。
昼に通った村で昼食を食べ、夕方の村で食糧を調達し、その上そこで水ももらう。
その後ある程度、距離を過ぎた所でテントを張る。
しかし、今までは砂漠だったので、この様に一日に2つの村を過ぎることが久しい。このパターンになると楽しくなる。
この様に昼に小さな村を過ぎる時にそこで昼食をユックリ食べるのが最高に良い。
そうでないと昼では場所を考えないとアリが非常に多いので、昼食を食べられたものではない。
だから、小さな村の店の前でもいいから、ハエとアリを気にしなくても食べられるのが良いのである。
このパターンが良いのだが、まだまだ村と村の間は何もないし、この後まだ砂漠のようなところがあると言う。
水と食糧の調達には気をつけよう。
昨日あたりから針葉樹が少し見え出してきた。
もみの木のようなものと、もう一つの種類である。
とにかく、今まではユウカリの木一種類であったのが、木の種類が増えてきた。
針葉樹があるところを見ると、この辺は冬が寒いのかもしれない。
出費 A$7.70
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