徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-オーストラリア編-237

2013-09-16 06:04:19 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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8、オーストラリアを歩く-72

・日記 12-49

12月19日 (日曜日) 快晴 54日目

 昨日、泊めてくれたお爺さんが昔のこと、また神様を信じないこと、テレビのことなどいろいろ話してくれた。
彼の話は面白く得ることもあるが、長い歳を生きてきたわりには心に丸みを感じない。
例えば、テレビでスポーツをやっていた。何処のテレビ局でもスポーツをしていた。
彼はそのスポーツを好きではない。俺のことはもちろん考えていない。
だから、スポーツをしているテレビ局は良く思わないし、何処のテレビ局でもスポーツをしているオーストラリアが悪いという結論になる。
人にはそれぞれ好きなものがあるのに、彼は自分と合わない物や人は悪いと決めてしまう。
もっと人を許すというか、人にはもっと個性があり、それを認めても良いのではないだろうか。

 朝、昨日お爺さんが俺をピックアップしてくれた所まで車で戻る。
それが6時15分ぐらいである。
昨日寝たのが割りと早かったので、この時間でも眠たくはない。
歩き出して、帽子をお爺さんの家に忘れたのが分かる。
また買えば良いなと諦めていた時、お爺さんが車で現われ帽子を持ってきてくれた。
本当にありがとう!

 昨日から本当に親切にしてくれることが多い。
昼前にロードハウス(ドライブイン)に着いて、昨日、お爺さんに会う前にくれた食糧を食べなくてはいけないと思っている時である。
そこに駐車していったキャンピングカーの人が中で休んで行けと言うので、中で休む。
その俺の持っていた食糧とはラブスター2匹で今日中に食べないと腐るのではないかと思っている時でもあったので、そこでラブスターの1匹をあげる。
皆で分け合うのが一番である。

 その後、ビスケットをもらったり、歩いているとジュースをもらったりする。
この様に皆が親切にしてくれて良いのかとツクヅク思う。
俺などは自分を試すため自分の勝手で歩いているのに、皆、俺に協力してくれる。
これで良いのかな?
俺などにそれほど親切にしてくれる価値があるのだろうか?

 今日は早く歩き始めたし、休みを2回だけしか取らなかったので、55kmを歩き終わるのに5時20分である。

出費 A$0.96

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筆者は現在、韓国に住んでいて以下の様な韓国とのビジネスサポートをしています。よかったら見てください。
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