徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く (イラン) -361

2011-09-04 07:34:31 | 世界徒歩旅行記

=========================================================================================
日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
=========================================================================================

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く (イラン) -361

13)イランを歩く

日記から-15

12月5日(水曜日) 快晴

 昨夜は雲があり、その雲のおかげで夜の間はまだ暖かかった。
ところが、今朝になり雲が無くなってきたら、冷え込んで来た。とは言っても昨日の朝ほどではない。

 ケルマン(Kerman)という町に着く。
ザヘダンより大きな町である。ここで早速ホテルを探すのであるが、字が読めないので何が書いてあるか分からない。
パキスタンまではまだ英語の看板が少しはあったが、このイランではあまり英語の看板がない。
それにここではホテルのことをイン(INN)と言っている。その他、インと言ってもホテルらしい雰囲気がない。
やっと見つけたインは宿泊料が400リアル(正式に銀行で換えても5ドル、ヤミでは70セント)である。
ここは部屋が結構、明るく良いのだが、部屋にシャワーがない。仕方がなく水を浴びる。
そして、溜まった服の洗濯である。

 体を洗い、洗濯をしてリフレッシュした後、街を歩き回った。
すると近くにマーケット(市場)があり、それは結構大きい。だから、泊まっているインは町の中心であろう。
その市場は中東の雰囲気が出ていて面白い。それはレンガの屋根のアーケード街であったりする。
少し古さを感じさせて大変良い感じである。

 
レンガの屋根のアーケード街。

 
銅の入れ物を叩いて作っている職人。市場の中で、、

 市場にはやはり乾物屋が多い。それは乾燥した地域で物を長く保存する昔からの方法であり、生活の知恵であろう。

出費 1540リアル 久しぶりの都市で多くお金を使う。