徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く (イラン) -378

2011-09-21 07:43:37 | 世界徒歩旅行記

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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く (イラン) -378

13)イランを歩く

日記から-32

12月22日(土曜日) 快晴

 今日はNatanzに泊まるつもりで朝から張り切って歩く。
しかし、今日は何だか、ついていないような予感がする。原因は俺が悪いからだと思う。
それは歩くのを優先して人に対しての話し方が悪いからであろう。
だから、それを人々は感じ取っているのか、人々が俺を相手にしてくれないように思うのである。
そのNatanzに着き、ホテルを探したのだが、そこには1つだけホテルがあり、そこの宿泊代が1700リアルである。
俺は何だかそれが高く感じて泊まる気がしなくなり、他を探すが、やはり他のホテルはない。

 仕方なく、その後15kmほど歩き続ける。
そうすると国道にポツンと一つだけカフェ(ドライブイン)があり、どういう訳かそこで泊まらせてくれることになる。
そこの名前はAbbas Abad Restoran(イランの人が書いてくれたスペルはそのままである。)というそうだ。
そこで働いているウェーターが非常に親切である。

 夕食もこのカフェの人が奢ってくれた。
それだけではなく控え室で寝かせてくれるというのである。
今日は寒くストーブに当たりながら、寝るまでの時間を過ごすことができ、寝る時は屋根がある部屋で寝かしてくれるとは本当に助かる。
ありがとう。
このカフェには若い人が多い。
不思議とこの家の部屋の中を排水のために大きな穴を掘っている所もある。

 昼のことで思い出したことは今日は歩いている時に2台の車が止まってくれたことである。
一台は2日前にも会っている鉄を運んでいるトラックであった。
彼は俺に挨拶をしてくれて励ましてくれた。彼とはまた会いそうである。

出費 0リアル