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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く (イラン) -359
13)イランを歩く
日記から-13
12月3日(月曜日) 快晴
寒い朝である。
今日の出発は遅くする。それは昨日、生卵が手に入ったので、その卵を使って朝からスープを作ったからである。
何時もは朝、チャーイだけであるが、今日はゆっくりしたのである。
今日は20kmを歩いても25km歩いても地図に出ている村がない。少し焦る。
その後30km歩いた所に軍の基地があり、そこが地図の村のようだ。ところがそこにはレストランがない。
ここに来る前に人々に聞いた時はここにはカフェがあると言っていた。(イランではカフェがレストランである。)
店もないから、基地で水でももらおうと尋ねると、少しすると仕事が終わるので、少し待っていろと言う。
それで待っていると、昼食を取らしてくれ、食糧を多すぎるくらいくれた。
食糧は大変重いと思うぐらいで、特にチーズを多くくれる。もらった中のナンなどは大変美味しい。
これだけあれば、今日は何も買わなくてもいいようだ。実際、この後も店がなく、これらは大変助かった。
また、このごろは目が下に行き、お金が落ちているか探している俺である。
目が何時も道路の端だけを見て、すれ違うトラックなどたまに挨拶してくれるのに、それに答えないのは残念だ。
金なんか落ちているのを探さなくても、親切にオレンジをくれ、今日の様に昼食や食糧をくれるのに、それだけで十分である。
何故、金なんか落ちているのを必死で探すのだ。ばか者!
そんな暇があったら、もっと他の事を考えろ!
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