雨はお昼になってようやく上がりましたが、
曇り空のうさぎガーデン南の庭です。
クリスマスホーリーの実が色づいています。
まだ真っ赤にはなっていないので、
お天気の良い日にまたご紹介します。
今日は先日ご紹介した
「クリスマスリースの作り方(1)基本編」の
続きです。基本の作り方をもとにして
もう少し複雑なもの(でも、そんなに難しくは
ありません)をご紹介します。
用意したのはうさぎガーデンのブルーアイスの
葉と木の実です。
左から、ローズヒップ、ナンキンハゼの実、
ヤシャブシ、シャリンバイです。
この手袋は、ホームセンターなどで売っている
「選果用」の手袋です。下が手のひら側。
上は手の甲の側で、甲の部分が少し薄くなって
いて伸びるので細かい作業がしやすいです。
木の枝や葉を扱うのでどうしても手が荒れたり、
ヤニなどでべたべたになってやりにくいので、
うさぎはいつもこの手袋を使って作っています。
軍手は網目がひっかかってしまうので、
適しません。
左のようなブルーアイスの葉を右側のように
下の方を少し落して束ねやすくします。
葉は、(1)でご説明したように
基本的には何でもよいのです。
前回は一種類の葉っぱのみで束を作りましたが、
今回はそれに、木の実を混ぜて束を作ります。
混ぜ方は、一種類だけでもいいし、
全部の木の実を混ぜてもかまいません。
作るリースの大きさや、集めた木の実の量、
またリースのデザインなどによって
自分の好みのひと束を作ってくださいね。
あとは、前回の(1)でご紹介した作り方と
全く同じです。
木の実を混ぜた束を順番に前のワイヤーを
巻いたところを隠すように
リース台につけていきます。
うさぎは、全体のバランスを見ながら、
作りながら適当に木の実を混ぜていきますが、
初めての方は、たとえば、ヤシャブシの
入ったものを巻きつけたら、次はナンキンハゼ
の入ったものと、いうふうに、ご自分で順番を
決めてつけていったほうが、バランス良く
できるかもしれません。
(1)の基本の作り方に木の実を
混ぜるとこんな感じになります。
この、モサモサした感じもそれはそれで自然で
よいのですが、今日はここで歪みを直したり、
余分な葉をカットして形を少し整えます。
すっきりした感じになりました。
ブルーアイスや杉などのコニファー類は
葉が弾力があって、少々形を手直ししたり
しても折れにくくリースにおすすめの素材です。
特にブルーアイスは形がふんわりできますので、
初めての方向きです。
これで出来上がりではありません。
続きをご紹介する前に・・・
提げ手の付け方
リース作りによく使うワイヤー。
フラワーアレンジメントなどに使うワイヤーで
手芸品店などにあります。
番号が大きいものほど細くなっています。
うさぎは提げ手には22番か24番くらいの
ものを使っています。
あまり太いものは硬くて曲げにくいです。
葉っぱがついているとわかりにくいので、
何もつけていないリース台を使って
ご説明します。
しっかり動かないように、
上のようにワイヤーをねじって・・
ねじったところを倒して広げます。
出来上がり。
先につけておいてもよいのですが、リースが
出来上がってから全体のバランスを見て
つける場所を決めた方がよいです。
その理由はまたあとで出てきます。
後付けの飾りの付け方
松ぼっくりは、松かさの部分にワイヤーを
巻きつけて後ろでしっかり結びます。
30番くらいの細いワイヤーでないと
結ぶことができません。
左から、金柑、姫りんご、シャリンバイ、
松ぼっくりです。金柑と姫りんごは
少し太いワイヤーを使っています。
このようにリース台の後ろ側で結んだり、
太いワイヤーはねじって留めつけます。
葉の間に指を通して隙間を探り、リース台に
緩まないようにしっかりとりつけます。
上から見たところ。
金柑のように小さくてリースの葉の中に
埋もれてしまうようなものは、ワイヤーを
ねじって少し立ち上げます。
他のパーツとおおよその高さを揃えると
出来上がりがきれいです。
それではここで、もうひとつ、庭の
ブルーアイスとクリスマスホーリーで作った
リースをご紹介します。
ブルーアイスの葉だけの束を二つつけて・・・
次は、それと同じくらいの量の
クリスマスホーリーをワイヤーで巻いて
留めつけます。
材料があまりたくさんない時は
これだけでもいいんです。
ちょっとリボンを仮置きしてみました。↓
これだけでも十分素敵なクリスマスリースです。
さて、続きを作ります。
ヤシャブシを入れた束もつけてみると
こんな感じに↓
あれっ、なんかバランスが悪いですね。
いえ、いいんです。
先ほどご紹介したやり方で
姫りんごとリボンをつけると・・・
いかがでしょうか?可愛くなったでしょう。
もっと華やかにしたければこれにさらに
もう少し小さめの姫りんごや松ぼっくりなどを
プラスします。
作っているうちに感覚が鈍ってずれてきたり、
自然のものを使うのでどうしても均等には
できない部分ができてしまいます。
後付けのパーツや提げ手やリボンは、
そのような部分につけます。
つまり、ボロ隠しにもなると言うわけです(笑)
また、あとからワイヤーをかけますので
補強にもなります。
同じようにして先ほどのブルーアイスと
木の実のリースに松ぼっくりをプラスすると・・・
ずいぶん賑やかになりました。
既成のオーナメントなどを使わなくても
自然のものだけでもこんなに華やかになります。
このようにして、基本のものと後付けとを
組み合わせれば、自分の好きなデザインの
リースを作ることができます。
皆さんもどうぞ個性的なリースを
作ってみてくださいね。
リボンによって変わる印象
最後はリボンで決まります。
上ふたつは、お馴染みの感じのクリスマスカラーのリボン。
このちょっと和風の感じのリボン(輸入品の
ようですが)をつければお正月のリースにも
なりそう。
でも、うさぎはこのモスグリーンにゴールドの
ストライプのシックなリボンが気に入ったので、
これをつけてみます。
出来上がりです。
いかがでしょうか?
長くなってしまったので、リボンの作り方
については、「リボンの作り方」
「クリスマスリースのリボンの作り方」などで、
ネット検索するといろいろ出てきますので、
そちらを参考になさってくださいね。
他に細かい部分などでご不明の点など
ありましたら、どうぞご遠慮なく
おたずねください。
ブログでご説明するのは難しいですが、
できる限り載せていきたいと思います。
ランキングに参加
赤い矢印の下の画像をクリックお願いします★
こちらもクリックお願いします★
また明日も遊びに来てくださいね~
★クリスマスリース、ユーカリ 、
ローズマリー、唐辛子、月桂樹、
ミモザ、アナベルなど庭の植物で作る
リースと可愛い小物は
カテゴリー「手作りリース」で
ご紹介しています。