十河城跡にたつ 称念寺副住職のブログ

高松市十川東町 浄土宗、称念寺の日常の様子や行事の紹介です。時々、十河城跡に関係することも書きたいと思います。 

ズームでの研修

2024年01月18日 | 日記
 今日は、午後からズームでの研修でした。

 テーマは、実践講座「浄土宗史編」、法然上人が浄土宗を開かれるまでの経緯について学んでいきます。

 前回は、法然上人が菩提寺に上り、その後比叡山に上り出家されるまでのことでした。

 今回は、比叡山で学んでいく中で、その才覚が見いだされますが、法然上人は黒谷に遁世されるあたりまでです。

 「遁世」とは、学問を中心に活動する僧侶から、その中心から外れたところに居住し、自身の修学に専念することだそうです。

 分かりやすく言えば、僧侶としての出世街道から自ら外れて、悟りを開く道を求めていくことです。

 黒谷に遁世された後、諸方へ遊学されます。24歳の時には、嵯峨の清凉寺に7日間参籠(さんろう)された記録があります。

 西方のインドから東方の日本に三国に伝わった霊像のご本尊「釈迦如来像」にお参りになられたのでしょう。

 この法然上人が深い志を寄せられた「釈迦如来像」、秋の団参で参ることになります。


今夜のクーちゃん ニンジンを待てしています