クィディッチの伝説の英雄の物語、ではない(すでに世の中は、こういうジョークが通じるほどハリー・ポッターの記憶をとどめていないとは思うが)。
辺境の町に生まれた青年が、幼なじみを殺した邪神への復讐のために修行を重ね迷宮都市のダンジョンでモンスターと闘い経験値を積んでいくRPGファンタジー。
特性が「天才」という驚異的な才能と学習能力を持つ主人公が、若くして信じがたいほど高度の戦闘能力を獲得していき、まわりには美女が群がり次々と肉体関係を求められていく、あまりにも男の妄想満開で読んでいて気恥ずかしくなる展開。戦闘場面も、ある意味で理屈っぽく、しかし全然あり得ない荒唐無稽なもので、なじめない読者には過剰な言葉の羅列に感じられます。最初からアニメでやってくれた方がよさそう。
主人公が無限に強くなり続けるのを、見境のない女好きと運勢が最低ランクの点で少し緩さを感じさせるあたりのバランスで読ませてる感じがします。最初から信じられないくらい強い主人公をどこまで強くしてそのバランスを保てるかが、続編の関心というところでしょうか。

安部飛翔 アルファポリス
1巻 2011年8月8日発行
2巻 2011年12月1日発行
辺境の町に生まれた青年が、幼なじみを殺した邪神への復讐のために修行を重ね迷宮都市のダンジョンでモンスターと闘い経験値を積んでいくRPGファンタジー。
特性が「天才」という驚異的な才能と学習能力を持つ主人公が、若くして信じがたいほど高度の戦闘能力を獲得していき、まわりには美女が群がり次々と肉体関係を求められていく、あまりにも男の妄想満開で読んでいて気恥ずかしくなる展開。戦闘場面も、ある意味で理屈っぽく、しかし全然あり得ない荒唐無稽なもので、なじめない読者には過剰な言葉の羅列に感じられます。最初からアニメでやってくれた方がよさそう。
主人公が無限に強くなり続けるのを、見境のない女好きと運勢が最低ランクの点で少し緩さを感じさせるあたりのバランスで読ませてる感じがします。最初から信じられないくらい強い主人公をどこまで強くしてそのバランスを保てるかが、続編の関心というところでしょうか。

安部飛翔 アルファポリス
1巻 2011年8月8日発行
2巻 2011年12月1日発行