夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

北原白秋の五十音童謡

2023年06月22日 | 闘病
週に一度父ちゃんは言語聴覚士によるリハビリを受けている。
先日の新聞コラムに北原白秋の五十音がの言っていた。

この五十音は父ちゃんが受けているリハビリの最後に
発声練習として使われている。滑舌が良くなるとの事です。
文章もなかなか面白いので誰が作ったのか?と思っていたら
北原白秋でした。
喋らなくなると舌の筋肉や口の筋肉が衰えて誤嚥を
起こしやすくなる。父ちゃんは約9ヶ月の入院中、口からの
食べ物摂取が殆どできず、おまけに喋る機会も殆ど無かった。
自宅介護になって、直ぐに始めたのが理学療法士と
言語聴覚士によるリハビリです。
要介護5で自宅介護になって約10ヶ月が過ぎ、今では
歩けるようになったし、食べ物も普通に食べられるように
なりました。これもリハビリを続けてきたおかげです。

 声帯が弱ると体の力が3割落ち、よろめいても足を
 踏ん張れなくなるらしい。張のある声を保つ工夫は
 健康寿命を延ばす源なのだろう。
と書いてある。

「声を出して喋るのは声帯や口の中の筋肉を
 鍛えるので喋るのは大事です」とリハビリ療法士の
お姉ちゃんも言っている。

女性はお喋るするのが大好きですが、「男は黙って・・・」
というコマーシャルが流行り、寡黙な男は「格好がいい」と
思われていましたが、黙っている男は滑舌が弱くなり
健康寿命が短くなるという事で、男もお喋りを楽しむ事は
いいことかも。

「水馬赤いなアイウエオ」私も滑舌練習してみようか?
と言ったら
「お前さんは喋りすぎだ」と父ちゃん。

以下、北原白秋の五十音、なかなか面白い文章です。
あめんぼ あかいな アイウエオ  水馬赤いな アイウエオ
うきもに こえびも およいでる  浮藻に小蝦もおよいでる

かきのき くりのき カキクケコ   柿の木、栗の木 カキクケコ
きつつき こつこつ かれけやき   啄木鳥こつこつ、枯れけやき

ささげに すをかけ サシスセソ  大角豆に醋をかけ サシスセソ
そのうお あさせで さしました  その魚浅瀬で刺しました

たちましょ らっぱで タチツテト  立ちましょ、喇叭で タチツテト
とてとて たったと とびたった   トテトテタッタと飛び立った

なめくじ のろのろ ナニヌネノ   蛞蝓のろのろ ナニヌネノ
なんどに ぬめって なにねばる    納戸にぬめって、なにねばる

はとぽっぽ ほろほろ ハヒフヘホ  鳩ぽっぽ、ほろほろ ハヒフヘホ
ひなたの おへやにゃ ふえをふく  日向のお部屋にゃ笛を吹く。

まいまい ねじまき マミムメモ  蝸牛、螺旋巻 マミムメモ
うめのみ おちても みもしまい  梅の実落ちても見もしまい。

やきぐり ゆでぐり ヤイユエヨ  焼栗、ゆで栗 ヤイユエヨ
やまだに ひのつく よいのいえ  山田に灯のつく宵の家

らいちょうは さむかろ ラリルレロ  雷鳥は寒かろ ラリルレロ
れんげが さいたら るりのとり    蓮花が咲いたら、瑠璃の鳥

わいわい わっしょい ワイウエヲ   わいわい、わっしょい ワイウエヲ
うえきや いどがえ おまつりだ    植木屋、井戸換え、お祭りだ。

水馬がアメンボと読むの初めて知りました。

北原白秋、いい詩をたくさん書いている「この道」「カラタチの花」
好きな曲です。


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