夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

6月6日は姉の命日 エピソード1

2010年06月06日 | 家族
6月6日は若くして無くなった姉の命日です。
6並びなので忘れる事はありません。

姉は今から47年前(だと思う)に36歳の若さで
亡くなりました。姉は長女、私は末っ子だったので
姉兄の多かった私とは歳が17歳くらい離れていました。
ですから私の小中学生の頃には映画やら絵画展に
よく連れて行ってもらいました。
 
上野美術館にて           お正月着物姿の姉と私

姉は私から見てもキレイな人でした。
戦時中軍に召集されて終戦迄、習志野の
陸軍習志野学校で働いていました。戦争が終わって
姉が貰った軍属の解雇証明書↓です。

姉は解雇された後、クリーニング店の看板娘となりました。
何しろ美人でしたから、かなりの男から目をつけられて
いたそうです。その時の話は又後日。

小学生になって頭が良い訳でもなく、取り立てて
目立つ子供でも無かった私は、先生に可愛がられた
覚えはありませんでしたが、遠足の時は違いました。
男の先生から
「お姉さん来るの」とやたらに聞かれました。
昔は父母が遠足に付き添ったのですが、姉兄の多い
私の家は父も母も働く事で手一杯。遠足には殆んど
姉が付き添ってくれた。

遠足に姉が付き添ってくる時は、かの男先生は
姉と何とか接触できるように私と姉の写真を撮って
くれたりと、私に対する先生の態度がいつもとは
違いました。そんな男(言い寄ってくる)の先生たちを
姉はニコニコ笑って見ているいるだけでした。
(つまり相手にしなかった。ということ)      
姉のエピソード、つづく

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2 コメント

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初夏の風 (縄文人)
2010-06-07 16:40:41
≫姉は私から見てもキレイな人でした
shizukataさんも赤いベレー帽がお似合いで姉妹同士ですからお綺麗なことでしょう。
若くしてなくなられたのにはご両親が、ガッカリしたことでしょう。
≫私と姉の写真を撮ってくれた。
何かこの辺からストーリーは始まるよう・・・

次の物語を待っています。

6/6,  解雇通知
なるほど貴重な宝物です。
おねいさんに対する供養というものなのでしょう。

   ☆ 姉写真 セピア色なり 初夏の風
返信する
縄文人さんへ (shizukata)
2010-06-07 21:41:11
子供が若くして亡くなる、ということに親はどんなにか
辛かった事でしょう。父も母も泣きました。よくしてくれた
姉だったので私も辛かったです。病院で亡くなった日の夜は
雨でした。今後の医学に役立つならと解剖をしてもらい、
次の日の明け方、姉と帰りました。荒川、江戸川の
水が赤く濁っていたことを思い出します。
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